日刊せみなりーBLOG

そうでした!クリスマス!

更新日:2017/12/23

本日は、芸術日。
小樽で開かれている【辺平山作品展】を、

一人で見に行った。
辺平山氏は、

中国現代アートの巨匠で
現在、札幌に住まわれ、

小樽のことも
こよなく愛してくださっているとか。

絵画は
美しく華奢のもの、

ユーモラスなものなど
見ているだけで、

心が綺麗になっていく感じだった。
うーん!いい!

どうも小樽は
世界中の芸術家にとって、

心を掴まれる場所らしい。
通訳の陳さんを通して、

画伯ともお話ができ、
私としては、

新体験!の世界で、
心豊か〜と嬉しくて、

札幌に戻り、
あー幸せ、と、

何気に入ったデパートの大丸は、
小樽の空気とはまるで違い、

これはどうした?!
と言う人の波で、

大丸の一階にあるジュエリー売り場は
長蛇の列の人だかり。

なんだ〜どうした〜
と、思ったが、

あーそうか、
明日はイブで明後日はクリスマス。

そうだよなあ
ジュエリーだよなあ

と、
思ったけれど、

それにしても
この人の多さは並でなく、

まるで
バブルの時代に戻ったみたい。

と、
人をかき分け、

エスカレーターを上がると
一階上がるたびに、

人が少しずつ減り、
疲れた男性陣が、

椅子に座り、
彼女を待つ姿に変わる。

そして、
売っているお洋服の対象年齢が上がるほど、

空気が変わる。
そうだよねえ。

と、
これまた納得で、

私もソファに座っていたら
中国の方と思われる若いパパが、

子どもと一緒に
私の横で居眠りを始めた。

奥様は
中国語で何やら話し、

お買い物まっしぐら。
あーどこの国も一緒らしい。

で、
歩く皆様を見ていたら、

仲良く手を繋いで歩くカップルは
多分、恋人同士ね。

結婚すると
奥様が前をシャカシャカ歩き、

旦那さまが荷物を持って
えっさほら。

『いいよ、俺待ってるから
ゆっくり買い物しておいで』

優しい声も聞こえる。
まさに、

ボーナス後のクリスマス。
少なくても、

ものすごーい景気の悪かった年とは、
違うようだ。

中国方々も多い。

ステキな本物の芸術に触れ
心がほんわかな私だったけれど

急に現実に戻された。
そうだ、

今日は私たちもデイトの予定だ。
急いで残った用事を済まそう。

でも、
こんなに人が多いのに、

お店が見つかるのだろうか。
急ごう!

と、
思っていたら、

お隣で、
居眠りをしていた中国のお父さんの

携帯が鳴った。
奥様が戻ってきたようだ。

言葉は全くわからないが
そのやり取りは、

絶対万国共通の喧嘩と思われ、
思わず苦笑い。

している場合じゃないか、
私も、夫が怒り出す前に、

電話をしなきゃあ。
世の中は、

幸せなクリスマス間近であるようだ。

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