日刊せみなりーBLOG

どうでもいい心配?

更新日:2018/10/06

近頃、
どうなんだろう?

と、
思うことの一つに、

全ての女性が働き出したら、
経済は衰退するのでは?

が、ある。

何を言い出す!
と、

言われるかも知れないが、
平日の町の賑わいは、

そのほとんどが
女性たちである。

高度経済成長を成し遂げたのは、
日本の働くお父さんだが、

私はその影に、
ちゃんと消費するお母さんの存在が

大きかったと
思うのだ。

今や日本は、
断捨離が普通語となるほど、

捨てて整理する。
が、

当たり前になった。
そして、

断捨離は、
無駄な買い物をしない。

と、
コンビである。

が、
街の中は

消費エネルギーに
満ちている。

で、
その最終消費者は

圧倒的に女性だと
思う。

別に
女性が働いても

消費は
増えても減らないでしょ?

と言われそうだが、
もし、

全員が働いたら、
平日の昼間に

買い物をする人はいなくなり、
ショップは、

土日のみの営業?

それは成り立たないでしょう。
全てネット?

なんともそれは味気ない。

第一、
店が全てなくなったら、

女性の働き口も
いえ、男性の職場も、

かなりなくなる。

何を言いたいかといえば、
平日に買い物をする人がいるから、

店を開けていても
成り立つのだ。

と、思わない?

北海道の酪農、畜産地帯に行くと、
お店が非常に少ない。

もちろん、
人口が少ないのだから

店も少ないのだけれど、
女性も働いているからでは

ないだろうか?

なんと極論!
と言われそうだが、

大昔、
物々交換から楽市楽座が始まり、

商業が一般化した。
女性たちは家事の合間を縫って、

お店を覗くのが
楽しみだった。

そして
デパートができた。

家事の電化で
時間ができ、

お財布に少しの余裕も生まれると、
女性は街に行き、

買い物をした。
商業は発展し、

そこで働く女性も増えた。
と、

日本では
ここで、

働く女性と専業主婦の比率が
逆転し、働く女性が増えた。

忙しいから
ネットで買い物をし、

買って食べる中食も
増えた。

ここまでは、
商業の形態が変わっただけだが、

もし、
全ての女性が働いたら

商業は
どう変わるのだろうか。

因みに私は、
女性が働き続けることを

推進する派で
自分も、

ずううううううううっと、
働いているが、

平日の街の混みようと、
休日の空き具合を見るにつけ、

今の商業の有り様は
女性が働く比率が増えるに伴い、

どこかの一点で
経済が、

思わぬ方に行くような気がして、
大丈夫でしょうかね、

と、
社会学と経済学の先生に

聴きたい気分である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

記事一覧