秋晴れ！
だが、

その分朝晩の冷え込みが強い。
ので、

会社も家も
ストーブをON。

多分、
内地の方々は

このくらいの寒さでは
ストーブをつけないと思うが、

北海道の人達の方が
寒がりなのだ。

と、
思う。

そのことを初めて知ったのは、
長女が愛知県の大学に入った春だった。

知多半島にある大学で
借りたアパートは

六畳一間に小さなキッチン。
玄関を入ったら、

キッチンがあって
向こうに部屋。

引っ越しのため
夫と私も手伝いに行った。

時期は、
3月末。

絶対暖かい！と思っていたら、
部屋は信じられないほど寒かった。

『あのおお、暖房は？』
と、大家さんに聞いたら、

『これですよ』
と、

クーラーを指差して、
でも、

つけるんですか？
という表情だったが、

我慢ができず、
最大でつけたが、

部屋は全く温かくならず、
その日、

娘は私たちと一緒に
ホテルに泊まった。

夜、
焼き鳥屋さんで暖まろうとしたが、

焼き鳥屋さんにも暖房はなく、
寒さの中、ビールを飲んで

もっと寒くなった。
因みに、

ホテルにも暖房はなく、
一度も温まることなく、

私たち夫婦は札幌に帰った。
家に帰り、

暖房を入れて
ホッとした。

その後、
冬に本州に行くことが増え、

その度に
寒さに震え、

冬は北海道が一番暖かいことを
知った。

ただ今世は省エネ。
室温も低めに設定！

が、
常識だが、

我が家の場合は、
寒い思いは絶対いや！

なので、
一度ストーブをつけると

それは冬の開始を意味する。
うーん。

それでも今日は秋晴れなので、
洗濯物は外に干した。

昼は、
気温が19度まで

上がる予定だ。
今の時期、

外の方が暖かい日もできる。

と、
書きつつ、

やっぱり
冬に向かう時って

ワクワク感がないなあ
と気がついた。

昔、
ワクワクするためには

ウインタースポーツを
楽しむといい！

と聞いたが、
うーん

スポーツ嫌いの私でも、
冬が好きになる方法はないか？

と、
思い倦ねる。

冬が駆け足でやってきて、
暖房をつけ始める時、

毎年思うこの気持ち。

冬ど真ん中になると、
根性が座って雪を愛でる気にもなるのに、

そこに行くまでの
この気持ち、

なんだかなあ。
自分らしくないなあと、

秋晴れなのに
どんよりである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。