日刊せみなりーBLOG

北海道シリーズ!

更新日:2018/10/28

ある日突然、
お酒を受け付けなくなった私。

別に
病気をしたわけでもなく、

なのに
それは突然やってきた。

私をよく知っている人たちは、
私のことを大酒飲みだと思っている。

そんな私が、
ある日突然、下戸。

娘たちは、
『プレゼント、これから何を選べばいい?』

と、
困り、

夫は、
『二人で飲み歩く楽しみは、どうする?

飲む練習をしてくれ〜』
と、嘆く。

まあ、
当の本人が一番ガッカリ。

だって、
食はお酒のためにあったのだから。

で、
不思議なのが、

その食の好みが
すっかり変わったことだ。

食は
お酒のためから、

体のために変わったようで、
嫌いだった牛乳が、

大好きになった。
その私の変化に合わせたかのように、

生協の牛乳売り場がリフォームされ、
道内のあらゆる牛乳が並んだ。

函館牛乳だけで5ー6種類だから、
全部合わせたら、

20種類は超えるだろう、
という品揃えだ。

もちろん、
値段もピンキリ。

いつもの生協牛乳、
安売り178円から、

あと一声!で400円!
まである。

で、
売れている。

ちなみに、
私が住む札幌市南区川沿は、

いわゆる高齢化率が
超高い。

よって、
年金生活の方も多いと思われるが、

高い牛乳も売れている。
まあなんですね、

年寄りが
1日1000ccも、

牛乳を飲むわけじゃあないから。
ということかしら。

ということは、
北海道の酪農は

これからも
捨てたもんじゃあない。

と、
思う。

本日は、
ねあかのT君と

稚内に行く。

明日朝、
9時からお客様と打ち合わせなので、

前入りするのだ。
移動手段は車。

道北の景色を堪能しての
助手席ドライブである。

天塩からは
低木の山々になり、

海を横目に見ての牧草地帯が
広がる。

もう寒いから、
乳牛は牛舎の中だろうか。

不思議なことに
その牧場の景色は

十勝とも違う。

仕事で、
酪農家と方々ともお話をするが、

同じ酪農家でも
地域によってそれぞれの雰囲気が

違うように感じる。
風土が人を作るというから、

そのせいかも知れない。

そして、
牛乳の飲み比べをしてわかったが、

牛乳の味の傾向も
地域差があると思うのだ。

北海道の酪農は
北海道を支える基幹産業の一つだ。

それぞれの地域で
それぞれの特色を出して

うーんと
宣伝したらいいのになあ。

と、
思いながら、

今朝は、
十勝のあすなろ牛乳を頂いた。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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