日刊せみなりーBLOG

毎年のことですが

更新日:2018/12/14

年末調整の時期になった。

苦手だと、
思い込んでいる経理を担当して、

はや何年?
だが、

それでも年末調整は
難儀だ。

今回も、
調子いいじゃん!

と、
進めていたが、

最後のところで
システムに付箋。

パソコンだけど
赤い付箋マークが

画面にひらり。

はて、
なんのこっちゃ。

それは、
奥様がパートをされている社員たちに、

ついており、
ギョッ!

なぜなら、
今年から配偶者控除の

所得制限金額が上がったからで、
え!?間違った?

確か、
150万まで控除額が上がったはずだけど。

と、
見直すけれど、

さっぱりわからず、
仕方なく、

オペレーターに
電話をした。

電話にでられた方は
多分、まだ若い女性と思われ、

親切に教えてくれたのだが、
少し早口なのか、

私の耳が遠くなったのか、
はたまた、

私の動作が鈍いのか、
動作が噛み合わない。

あああ
御免なさい。

ここですよね?
あーこちらですね。

ああ
わかりました。

と、
私の行動は遅い。

年末調整の時期は
色んな質問がいくのだろう。

電話口の女性も疲れが見て取れる。
それにしても、

大変だなあ。
と、思う。

オペレーターの方々は、
システムの仕組みの他に、

社会保険、配偶者控除などの知識も
一定必要だ。

今回の質問の答えは、
税務上の控除ともう一つあって、

なんだったかな、
同一生計だったかしら?

二つの判定が必要らしい。
よくわからないけれど、

とにかく、
操作はうまく行った。

それにしても、
システムがない時代、

年末調整は
手計算でやっていたのか?

いや、
毎月の源泉も手計算で

その一年の集計も手計算、
なんだか、

随分間違いが
多かったのではないかしら。

税務署も手計算だったし。

配偶者控除は
今年から150万円まで上限が上がったが、

昨年までは103万であったため、
昨年の奥様の収入が予想より超えてしまい、

追加の税金を
徴収された社員がいた。

数千円であるが
すごいなあ、と、

感心した。
税務署がである。

税金は大事なものだから
きちんと支払うべきものだが、

こりゃあ
大変な作業だ。

日本は、
源泉で企業が代わりに徴収して、

税務署に収めるが、
外国のように、

国民が一人ずつ確定申告をしたら、
一体どれほどの労力がいるのだろうか?

と、
ブツブツ言いつつ、

年末調整と
今年最後の給与計算は終わった。

あとは振り込むだけだ。

社員の方々、
1年間本当にありがとう。

年末調整の時期が来ると
いよいよ今年も終了である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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