日刊せみなりーBLOG

もっとも新しい酒蔵?!

更新日:2019/01/02

お正月2日目
毎日家庭内宴会が続いている。

天気は穏やか
良い正月だ。

で、
元旦の夜は、

私の母も呼んで
楽しい美味しいお正月絶好調!

なのだが、
私は昨年の2月から、

突如として下戸になり、
ものすごーく久し振りに、

飲まない正月になったのだが、
婿さんが持ってきてくれた日本酒が、

どうしても気になり、
ほんの少し、

小さいお猪口に
三分の一ほど

その日本酒を頂いた。
というより、

なめた。

その日本酒の名は、
【純米吟醸 上川大雪】

緑丘蔵の屋号を持つ酒蔵で、
上川大雪酒造株式会社

と言い、
今、

日本で一番新しい酒蔵だそうだ。

どれどれ、
と一口なめると、

キリッとしていて
旨味がしっかりある日本酒だった。

美味しい!

おせちと合わせて
ちびちびなめたが、

本当に下戸になったので
お酒を飲むと動悸がして、

30分くらいかけて
お猪口を開けたが、

あー
お酒が飲める時に

飲みたかった。
と、悔やまれるほど、

美味しい。

この酒蔵は、
旭川と思いきや、

上川町の酒蔵だった。
上川町も仕事で行っている。

層雲峡が上川だった気がするが、
それ以外は、

地味な町だったが、
酒蔵ができたとは嬉しい。

大雪山から湧く水は、
二万年前に降った雪だと

昔、
叔母の中川から聞いたことがある。

中川は
道庁に勤め、

補償とまちづくりに
半生をかけた人で、

北海道の歴史に詳しいだけでなく、
その自然にも造詣が深かった。

大雪山の懐で
二万年かけてこされた水は

味わい深いのに
雑味がない。

そのお水を使ってのお酒だから
美味しいに決まっている。

おまけに
この寒さだ。

きっりっとしたお酒になって
当たり前だ。

酒豪だった私は、
日本酒が大好きだった。

獺祭も美味しいけれど、
ある意味水のように飲めちゃう感じ。

この上川大雪は、
お酒!という感じだ。

だから、
旨味のある肴に合う。

上川は内陸だから
魚は取れない。

でも、
ニシン漬けや飯寿司など

発酵食品を作るには
適している。

きっと、
上川大雪と合わせたら、

美味しいだろうなあ。
と絶対思うのに、

飲めない悔しさ。
あー残念。

今、このお酒は、
一部の酒屋さんでしか手に入らず、

日本酒好きの
日本中の方々の間では、

有名なのだそうだ。
知らなかった!

今、
日本で一番新しい酒蔵が

北海道の
大雪山の麓で生まれたことが

誇らしく、
そして、

飲めないことが悔しい。

日本中の日本酒愛好家の方々、
是非一度お試しアレ!

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

記事一覧