日刊せみなりーBLOG

今頃ですが、

更新日:2019/01/11

鏡開きが終わって、
ようやく、ゆっくり年賀状を読んだ。

お年賀をくださった皆様
ありがとうございました!

御用納めまでもバタバタと過ごし、
忘年会の日から娘家族が帰省し、

家族は、十数人になり、
仕事をしている時よりバタバタ過ごし、

みんなが帰った翌日から、
仕事始め。

9日間の休みは嬉しいけれど、
仕事はたまり、

社員共々全速力になり、
休みが長いのは良いのかしら?

と思いつつ過ごした1週間。
で、

今朝、
早朝に起きて、

やっと、
年賀状に目を通したら、

嬉しい報告が数枚あり、
顔がほころんで、

やっぱり
いい年になりそうな予感だ。

年賀状は、
一年に一回の元気報告のようなものだが、

その中に、
かれこれ、20年近く、

年賀状のみの交流をしている
懐かしい名前を

今年も見た。
彼女は金沢の人で

私が42歳くらいの時に
東京の研修で一緒だった人だ。

その研修は、
補償の基礎を1週間泊まり込みで学ぶ。

彼女はその時同室だった人だ。
確かシングルマザーで、

実家に帰って
ご両親とくらしていたとおもう。

二級建築士で
補償業務管理士を目指し、

二人のお子さんもいらした。
とても素敵な女性で、

大好きになり、
年賀状の交換が始まった。

彼女の話で覚えているのは、
金沢特有の建物の補償の話だ。

床の間の輪島塗は
塗る回数で金額が違うと聞いて、

輪島塗の床の間があるの?!

と、
驚いた記憶がある。

また、
彼女の実家は建て直したが、

壁の中に竹が入っており、
もちろん土壁で造ったと言う。

えええ!!!!
未だに!

と驚いたが、
その方が夏涼しいのだそうだ。

なるほどねえ。
と感心した。

そんな歴史のある金沢で
シングルマザーで頑張る彼女は、

苦労も見せず美しかったが、
今年の年賀状には、

孫が4人になったと書いてあった。
みんな、年を重ねていくのだが、

なんだか幸せそうで
嬉しかった。

今年は、
多分、私の感覚が変わったのだろう。

年賀状の中に
友人たちの人生を見る感じで、

心がふんわりなった。

今年は猪年。
中国では、豚年らしい。

猪と豚ではなんだか豚の方が
のんびりしていそうだが、

以前調査に行った養豚場の雄豚は、
めちゃくちゃの迫力で、

近寄るのが恐ろしいほどだった。

猪は、福島の現場で遭遇した。
まだうりぼうと呼ばれる子どもの猪だったが、

『危ないから、今日はやめましょう』と、
福島の方に言われて調査を中断した。

猪突猛進は本当のようで、
子どもの猪でも危険だと言う。

でも、
年賀状の猪はみんな可愛かった。

私も猪突猛進型だけど、
今年はゆっくり猪突猛進しようかな。

と、思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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