日刊せみなりーBLOG

定山渓温泉ホテル鹿の湯にて

更新日:2019/01/12

多分、
50数年ぶりで、

定山渓温泉ホテル鹿の湯の
温泉に入った。

私が子供のころ、
定山渓温泉は、

何かあればよく行く温泉で
我が家は、

渓林荘と言う名だったと思うが、
北海道職員共済の宿に泊まっていた。

昔は、
こう言った共済施設や会社の保養所が

たくさんあったのだ。
そのうち、

そのほとんどがなくなり、
ふつうに温泉宿に泊まるようになったのは、

それだけの給料に
日本中がなったからではないだろうか。

だから、
私が子供の頃は、

鹿の湯のお風呂に入ることは
特別のことであったのだと

思う。
両親ではなく、

叔母と来たような気がする。
幼稚園児のころだ。

今回、
泊まったのは別館花もみじだったけれど、

どうしても
本館鹿の湯の大きなお風呂に入りたくて、

楽しい2次会の後、
長い廊下を渡って、

地階にあるその温泉に
行ってみた。

私の記憶より小さく感じるのは、
私が大きくなったからだろう。

懐かしさの感じる湯船に浸かり、
愛されていた子供時代を思い出す。

やっと入れた。
なんだか、そんな安堵感があった。

今回の鹿の湯花もみじは
会社の創立40周年祝賀会で訪れた。

社員とその家族、

そして、
ずっと当社を支え続けてくれた人たちと

共に、
楽しい時間を過ごすためだ。

ホンワカH君の奥様Sちゃんと
顔を合わせるのは何年ぶりだろうか。

お互い、
変わらないね!

と言いながら、

そんなわけがないか?
と、大笑いだ。

カッコマンH君の奥様Rちゃんと
愛娘Sちゃん、Sちゃん、の2人とは、

生協でよく会うが、
一緒にカラオケに来たのは初めてで、

その上手さと、
子どもたちの声の澄んでいることに、

心が浄化された気分だった。

気遣いU君家族、
ねあかのT君の奥様Mちゃんとも、

仲良くなれた。

料理は、
食べきれないほどの多さで美味しくて、

祝賀会は
時間と共に、

あっちに行ったり
こっちに来たり、

セミナリー大家族が
楽しく入り乱れ、

最後は、
あーだのコーダの

大騒ぎしながら
集合写真だ。

創業者、父の遺影とともに。

ホテル鹿の湯の思い出は、
子どもの頃の大きなお風呂の思い出から、

セミナリー大家族の
楽しい思い出に変わった。

それにしても
よく笑う人たちだ。

会社では、
真面目な顔で

赤くなったり青くなったり
真剣勝負だけど、

ひとたび、
楽しい時間を向かえると

思いっきり
飲んで喋って歌って騒ぐ。

今回は、
社員の家族の慰安も兼ねていたので、

夫婦家族でゆっくりしたい人は、
それもよし!とした。

なんだか、
定山渓温泉が

戻ってきた気がした一夜だった。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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