日刊せみなりーBLOG

休日徒然

更新日:2019/04/07

4月最初の日曜日は
街に出た。

場所は、大通り。
札幌の中心街だ。

大丸デパートができて、
中心街が札幌駅付近に移動した風だったが、

地下歩行空間おかげで、
サツエキから大通りまで、

寒くなく
暑くなく歩くことができて、

人の流れが
また大通りまで伸びた感じだ。

それにしても
人が多い。

ランチは一人で
三越地下のアフタヌーンティーに入った。

老若女女で
満席だ。

多分50席くらいがあり、
一人で座ったり色々だけど、

ほぼ満席で
そのうち男性客は二人。

あ、坊やのお客さんが一人いた。

完全に女性客がメインだ。
けして安くないお値段だけど、

安定のお味のためか
いつも混んでいる店である。

私は、
4番孫に似た女の子を見て孫を思い出し、

美味しいスパゲティに
ホッとした時間を過ごしているが、

今日はこれから
94歳の母のところに行く予定だ。

母は今、
介護棟が付いている高齢者マンションにいる。

毎週日曜日に
顔を出す。

いつもは夫と一緒だが、
今日は私と娘と孫たちで行く。

夫は、クラス会で東京なのだ。

よく考えたら、
妻の母親の施設に

毎週一緒に顔を出してくれる夫は
そういないと思う。

義父母は他界し、
『親はたあちゃんだけだから』

と言ってくれるのが
有難い。

母は、
孫たちから

たあちゃんと呼ばれている。
岡山から一人で嫁入りして札幌に来た。

随分馴染めなかったようで、
今でも岡山が一番のようだ。

記憶があやふやになり
先週私が来たことは忘れているが、

昨年、
岡山に連れて行ったことは

覚えている。
岡山に帰ることが

生きるエネルギーのようなので、
今年もゴールデンウィークに

連れて帰る予定だ。
去年より弱っているので、

車椅子を借りて行く。
もちろん夫も一緒。

とても私一人では
連れていけない。

本州に住む娘家族も
札幌の娘家族も

岡山で合流する。
我が家は完全共働きだったから、

母が、
うちの子供たちを見てくれて、

娘たちにとっては、
特別の祖母なのだ。

毎週日曜日に母のところに顔を出し、
六花亭でお茶を飲み、

小一時間を過ごす。
今日はひ孫たちの入学式の写真を見せよう。

長女の着物姿も見せなくちゃあ。

1週間なのに
会うごとに老いていく母に

寂しさを感じるけれど、
少しでも長く元気でいてほしいと

思う。

アフタヌーンティーの洒落たスパゲッティは
完食した。

4番孫に似た女の子も帰ったようだ。
さあ、私も母のところに行こうか。

日曜日の街中は
明るく活気に満ちていた。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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