日刊せみなりーBLOG

静かなお休みは

更新日:2019/04/29

不思議なくらい静かな私の周り。

新聞が
めちゃくちゃ薄い日が続いているのは、

5月1日が
めちゃくちゃ厚いということかしら。

生協もイオンも、
連休なのに大した安売りがないのは

5月1日に
大安売りをするということかしら。

テレビの番組が
全く面白くないのは、

5月1日に
めちゃくちゃ面白い特番を

するからなのかしら。

と、
思いながら、

94歳の母を連れて、
真駒内の六花亭に行ったら、

激混みだった。
家族づれも多くて、

帰省している人も
多いのだろうか。

我が家は、
令和2日目から、

母を連れて岡山に行く。
母の実家だ。

94歳になっても実家があるのは、
珍しいと思うが、

家も母が生まれた家だから、
100年以上使われている。

母の父親、
私の祖父だが、

なんでも
大工の棟梁だったとかで

自分で作った家らしい。
叔母が継いで、

従兄弟が継いで、
今はその従兄弟の妻が守ってくれている。

玄関は
高さが180センチはない。

背の高い人は
頭をぶつけそうだ。

軒が低いのは
理由があるのだと思うが

よくわからない。
縁側の軒が低いのは、

日差しが入らないように!
だそうだ。

日差しで畳が焼けるのを
防いでいるのだと昔、

母から聞いた。
家が長持ちしているのは

風通しが良いからで、
内地の家では、

この【風通し】は重要事項。
暑さと湿気が何より家には悪いから。

今はリフォームされているけれど、
土間も五右衛門風呂もあった家だ。

小さい時は
それが面白かった。

今年は、
不思議な年で、

前半の半年で、
岡山に2回、広島に2回行くことになった。

岡山で母は生まれ育ち、
広島は叔母たちがいた土地。

誰にでも
両親がいて自分が生まれた。

私の父のルーツは
祖父母とも能登。日本海。

そこから樺太に渡り、
北海道に根を張った。

私の母のルーツは
祖父母とも瀬戸内海。

先日行った尾道で
新しい知識を得た。

北前船は
尾道から始まって、

山口県をぐるりと回って、
日本海にでて、

北海道に来たのだそうだ。

すごく驚いた。
そして、

嬉しかった。

年齢が一定を超えると
自分のルーツを感じるのだろうか。

岡山生まれの母と
樺太生まれの父が

結婚して姉と私が生まれた。

どうしてかしら?
と不思議だったけれど、

日本の海は、
ぐるりと繋がっているのだ。

全部の島が海で繋がっている国、
日本。

あ、
世界も海で繋がっているのか!

静かな連休、
テレビでは平成の総まとめが流れている。

平和の平成が
より平和な令和に

繋がるといいなあ。
と、思う。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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