日刊せみなりーBLOG

みなさんにとっては?

更新日:2019/04/30

私の平成最後の日は、

会社の最後の断捨離で
不要物を業者に渡し、

午後からは、
社内の整理整頓の最後の仕上げ、

パソコンなどのコードの整理。
これが中々の難題で、

三時間近くかかり、
あ、いえ、

してくれたのは、
社内整理のプロ、広沢かつみさん。

私はといえば、
お話かかりか。

なので、
平成最後は片付けで終了。

夫の風邪治らず、
静かな日となった。

会社が清々しくなった中、
ふと、私の平成について考えてみた。

平成になった時
私はまだ看護婦だった。

社内の片付けをしていたら、
その時の写真が出てきた。

社員に、
見て!見て!私の看護婦姿!

と、
見せたら、

返ってきた答えは、
『面影、ありますね』

え?
なにそれ。

面影?
え?今とどこが違うの?

と、
思ったけれど言わなかった。

そうか、
そうか、

私、面影になったんだ。

不思議な感じだが、
事実らしい。

まあいいか。
で、

私はその写真の後、
体調を崩して、

看護婦を辞め、
補償セミナリー入った。

全くわからない世界だった。
営業も契約も入札も、

未知の世界。
調査に至っては、

これほど
自分に似合わない仕事はない。

と、
思った。

でも、
与えられた仕事は頑張るたちで、

新しい知識は
嬉しかった。

その後、
よくわからないうちに経営者の立場になり、

社内だけでなく、
異業種の方々とも

触れあうようになった。
が、

一番の変化は、
全道を回ったことだろうか。

船酔いがすごいので
島には渡っていないが、

北海道の殆どの地域を
見ることができた。

そして、
私は北海道が好きなのだ!

と、
わかった。

農家の調査に行くと
アスパラやらなんやらを頂き、

漁業の町に行くと
ホッケやら島エビやら、

なんやかんやと
頂くことも多かった。

私は漬物が大好きで、
お茶請けに出された自家製の漬物を、

『美味しいです!』
と、言ったら、

帰りに、
山と頂いたことも多々あった。

社内でも、
色んなことがあった。

今は、
年齢を意識せず、

良い仕事でお客様に喜んで頂き、
働いている社員たちが幸せになれる会社を作りたい。

と、
働けていることが

幸せである。

ネットというものが普及して、
知らない世界を知るようにもなった。

人の繋がりが増えて、
世の中の変化も教えてくれる。

そう考えると、
私にとっても平成は

開墾と種まきの時代だった気がする。
子どもも育った。

さて、
私にとっても令和は

どんな時代になるだろうか。
いいや、

どんな時代にしようか?だなあ。

明るく元気に前を向いて
夢と希望を忘れずに

花が咲き
良い実が結実する令和にしたいと思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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