日刊せみなりーBLOG

2年目に思うこと

更新日:2019/05/21

うちの会社の二十代社員数は
全体の40%だ。

まあ、
分母が少ないから、

人数としては6人だが。
最年少は、

23歳。
昨年入社した健やかS君だ。

実は、
今年の新卒K君は

第二新卒なので、
健やかS君と同い年。

でも、
誕生日の関係で

健やかS君が
最年少。

健やかS君は
それが少々不満のようで、

年下の後輩が欲しいと言う。
もっともだ。

だけど、
と思う。

やっぱり
仕事に一年早く入ると

当たり前に
社会にも仕事にも

慣れてくる。
社会人一年目の成長は、

一番大きいはずだ。

健やかS君も、
2年目に入り、

一皮向けた感じだ。
飲み会の席でも、

完全に馴染んでいる。
あ、いや、

当たり前に仕事でも
自分から前に出るようになった。

そんな話を
ハリマオウN社長にしたら、

『それはそうだろう。
あんな難しい家をとにかく書いたんだから』

と、
即答だった。

あれは何月だったろうか。
健やかS君は、

初めて一軒家を調査し図面に書いて
積算をした。

調査は、
ハリマオウN社長と一緒だ。

それが中々の難物で、
『もっと普通の家にすれば良かったのに!』

と、
私が言ったほどのものだった。

莫大に時間がかかった上、
ほとんど直される羽目になり、

凹むかなあ、
と思ったけれど、

立ち上がった。
4月からは、

マニュアル作りも担当して、
気遣いU君たちに

教わりながら
頑張っている。

ハリマオウN社長は
続けて言った。

『やればやっただけ、
力になるから。』

そうだね。
たとえ、全部直されても、

やることが大事だ。
直されることを恐れて

何もしなかったら、
半歩も進まないから。

そして、
健やかS君の場合、

言われた仕事は
とにかく嫌がらずにした。

ちょっと呑気なところがあって、
時々怒られていたけれど、

凹まないマイペースがいい。

一年目なんて
怒られてなんぼだから。

私の看護婦時代の一年目も
よく怒られた。

というか
全くの役立たず的評価だった。

まだ看護に目覚めていなかったから、
余計に怒られることが

多かったのかも知れない。

早い結婚で
就職して2年目に

子どもが生まれて
看護に目覚めてからは、

驚くほどの成長ぶり。
なんて自分で言うのもなんですが。

仕事は面白くなりだすと
雪だるまのようにやる気が増し出す。

で、
頼りにされるから、

また面白くなる。
そんな感じだった。

健やかS君が、
何がきっかけで、

一皮剥けたのかはわからないが、
これからは、

今まで以上に
仕事が楽しくなるはずだ。

だから、
みんなで頑張って

来年は、
健やかS君より年下の後輩を

入れましょう!

仕事はこれからが本番!
2年目健やかS君!

期待大だ。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

記事一覧