日刊せみなりーBLOG

釧路にて

更新日:2019/07/12

釧路に来た。
札幌を出たのは、朝6時。

カッコマンH君、ねあかのT君と
一緒だ。

朝早いので、
車は少なめ。

釧路でのお客様との打ち合わせは、
11時過ぎに終わり、

昼食は、
釧路ラーメンまるひらに

行くことになった。
釧路ラーメンは、

ものすごーく
さっぱり。だが、

その中でも
まるひらのラーメンは

さっぱりしており、
人気店だ。

久しぶりに来てみたら
向かい側にも駐車場ができていた。

私とねあかのT君は醤油、
カッコマンH君は塩を頼んだ。

釧路は、
ハリマオウN社長こと夫の

故郷だ。
義父母が眠る定光寺は、

まるひらの近くだった。

ねあかのT君に
『15分ほど私に時間をくれない?』

と、
言った。

早くに札幌を出たので、
お参りする時間が取れそうだった。

『大丈夫ですよ』

カッコマンH君も、ねあかのT君も
優しい。

定光寺があるところは
釧路のお寺街らしく、

大きなお寺がいっぱいある。
これだけ立派なお寺が集中しているのも、

珍しい。
と、思うほど密集していて、

一つ一つのお寺の規模が
大きいのだ。

釧路の人口で
これだけのお寺が、

手入れがされてあるのだから、
釧路は信仰心が強い地域なのだろうか。

この地域は
小高い山の上で海の横に位置し、

定光寺の納骨堂からも
海が綺麗だ。

義父母が眠る納骨堂は三階、
懐かしい。

お墓と納骨堂の一番の違いは、
お参りをするときに、

骨箱がみられるか
どうか、

かも知れない。
ろうそくに火をつけ、

線香を立てた。
おりんを鳴らし、

手を合わせる。

義父母には、
楽しい時間をたくさん貰った。

励ましても
貰った。

義母は急死で
死に目に会うことはできなかった。

あまりの突然の別れを
受け入れるのに、

夫も私も時間がかかった。
義父は、

数日寝込み亡くなったが、
夫は、看病ができ、

私も臨終に立ち会うことができた。

兄夫婦、甥っ子
と、一緒に見送れたことは、

私の心の救いになったが、
それでも、

このお寺にお参りするたび、
涙が出た。

でも、
今日は泣かずに済んだ。

少しは私も、
大人になったのだろうか。

お参りを終え、
待っていてくれたねあかのT君たちの

車に戻り、
約束していたお客様のところに向かった。

釧路らしい曇りの今日だが、
釧路の母だったら、

『今日は蒸すねえ』
と言いそうだなあ。と、思った。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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