日刊せみなりーBLOG

歌を歌えば!

更新日:2019/10/12

歌を習っている。
これが中々のカウセリング効果だ。

めぐみ先生の
本日の指摘は、

『ここを抜けたら声が出る!
ところに来ると逃げる。

今まで歌っていたトコに
逃げる。

奥歯に力が入りすぎ。
軽く歌う。軽く。

へっぴりごしにならない!』
最後は、

先生が私の前に立ち、
私のお腹を押して、

『さあ負けずに押し返して!』
これを歌いながらだから、

まるで体育の授業だ。
なにせ、

64年間
私なりに歌ってきた歌い方を

完全に否定しなければ
歌えない。

大きな口を開けて、
体を揺らしながら歌う癖が付いている。

大地を踏みしめ、
なのに、

体の力を抜くのだ。
いやああ、難しいっしょ。

と、笑ってしまう。
でも、

たまに先生の言う通りに歌えると
これがまた気持ちがいい。

スクッとする。

歌う時
目力と光もいるそうだ。

1時間弱の練習だが
終わると背筋が伸びた感じがする。

そして思う。

歌を歌うって
私の生き方が出るんだなあ。

奥歯に力が入るのは、
毎日、力が入っているからだ。

『顎を出さない。
出すのは前歯です』

これは、
さんまさんを思い出しながら歌う。

顎が出るのは
肩に力をいれて、

必死になっているからだなあ。
なのに、

腰が逃げる。
わかるなあ。

いざ!進め!
って時に、逃げるんだなああ。

怖いから。
逃げずに声を出すと、

『いい声です!』
と、言われるのに、

新しい自分の声に
出会うのが怖いのだ。

変な声だったらどうしよう。

先生は
そんな私の心を見抜くように、

『変な声、出して!』

おおおお
そうかああ。

格好悪くてもいい!
そして、

めぐみ先生曰く、

『思うだけでいいの。
思うだけでちゃんと声が出ます』

それができないのだ。
どこかで格好をつけようとすると、

力が入りすぎた声になるし、
思うだけでいいなんて、

難しい。

そして、
『顔の耳の上の筋肉を意識して』

と、
めぐみ先生は言った。

そこは、
実は顔をリストアップする筋肉だ。

そして、
そこを鍛えるのは、

意識する他に
目力を入れる。ことも

あると言う。

俄然、
歌の練習に燃え出した。

リストアップもいい!
目力もいい!

これから
第三の人生が始まる。

逃げない姿勢は、
人生を素晴らしくするに違いない。

そして、
奥歯に力をいれず、

自然体で声を出す。
ふむふむ

人生に終わりはない。

めぐみ先生は、
大きな目と

鼻筋が通った可愛い鼻、
そして、

小さいけれど、
少し厚みのある口角が上がった口の

ステキな先生だ。
よし、

先生の顔をイメージして歌おう。

前向きに明るく
力をいれず我が道を行く!

いいじゃん!
夢と希望は年齢には関係ない。

歌の練習は
いつも希望に満ちている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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