日刊せみなりーBLOG

過去は変えられる?!

更新日:2019/11/05

過去は、
変えられる。ことに、

気がついた。
えええ!!!!ウソー

と、
大方の人は言うけれど、

例えば、
私は、青春時代は、

女優になりたかった。
目指すは市原悦子。

そうか、
美人でなくても女優にはなれるんだ。

そう思ったが、
当時は今よりもっと、

女優への道は
根性がいった。

もちろん、
そんな根性もなく、

小学生の時に、
テストを作る側になりたい!

ので、
教師が夢と思ったことがあり、

ならば、
教師になるか、

と思った矢先、
失恋し、

その痛手から受験勉強を放棄し、
結局、手に職をつけるなら看護婦か、

と、まあ、いいか。的に、
看護婦になった。

だから、
仕事に燃えるのに時間がかかったが、

娘が誕生し、
命の尊さに気がついて、

看護に燃えたが、
燃えすぎて、

燃え尽き症候群で看護婦を辞めた。
そして、

気がつくと、
今の会社で働き出して、

苦手な自然の中や庭で
木の調査をしたり、

それこそ、
絶対無理!と思っていた事務の仕事も

するようになった。
気がつくと、

看護婦より長い年数を
補償セミナリーで働いている。

そして、
看護婦時代に感じたこと、

経験したことは、
私の人生を豊かにして、

今の仕事の中でも
息づいている。

いつしか、
『自分は、

自分の思い通りの人生を
歩んでいない』

と言う過去は、

『なんと面白い人生だろう。
きっと、今のためにあの時失恋をしたのだ!』

と言う過去に変わった。

起こった事柄を
変えることはできないけれど、

感情は
変えることができる。

あの時の、
室蘭の看護学校に入り、

都落ちしたような気分は、
すっかり忘れ、

今は、
素晴らしい経験をした3年間に

なっている。
私は、札幌と言う都から、

こんな田舎に来た、と、
実はしょげかえって室蘭に行ったのだ。

その気持ちは
結構長いこと私の心の奥底に

澱むようにあったのだが、
不思議なことに、

今は寂れた感じの室蘭に
魅力を感じているし、

この街が
再び元気になるお手伝いもしたい。

なんて思うのだ。
そして、

素晴らしい青春時代だったと
自慢するほどだ。

試験に落ちた。
偏差値の低い大学に行った。

などなどは、
事実だけど、その後の人生が前向きならば、

あの時、
落ちたおかげで今がある。

あの時、
あの大学に行ったから、

自分の人生が開けた。
と、思うようになるのだ。

私は今から女優にはなれないけれど、
話すことは得意なので、

これからは
積極的に話そうと思っている。

凹むような現実に
心を奪われたら、

過去は変えられないけれど、
よし!前だ!

と、
行動を変えた瞬間から、

過去は変わっていく。
さてさて、

私の素晴らしい過去を足がかりに
これからも元気に前に向かって

進もうと思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

記事一覧