日刊せみなりーBLOG

若い人たちへ

更新日:2019/11/26

自分に、
全く自信がなく育った私は、

ライバルと言う意識を
持つことがなかった。

え?なにそれ?
と思う人は自分に自信がある人だ。

自分に自信がないと、
戦うモノがないから。

逆にいうと、
自分にはライバルがいると感じる人は、

その分野には
自信がある人なのだ。

だから、
周りの人が、

ライバルの話をすると
ちょっと困って、

自分のライバルは
自分よ。

なんて
格好をつけていたが、

この言葉、
結構良いかも!

と今は思っている。

大昔、
気が小さくて友達に

遊ぼうと言うことができなかった。
いつも遠くから友達が遊んでいるのを見て、

だれか声をかけてくれないかな。
と思っていた。

もしくは姉に
『遊んでやってと言って!』

と、
頼んでいた。

でも、ある日、
姉もおらず、

でも、
みんなが楽しそうに遊んでいて、

私は勇気を持って言った。
『一緒に遊んで!』

返ってきた答えは、
いいよ!入んな!

いとも簡単な答えだった。

私は、
それ以来普通に遊んで!


言えるようになった。

私は、
私というライバルを一つ越えた。

幼稚園時代のことだ。

でも、
ずっと人の陰に

隠れていた小学校時代だった。
体も弱くて学校も休みがちだった。

私立の中学校に入った年、
病気で一年休学をした。

そこから私の人生は
少し変わり始めた。

よくわからないけれど、
学級委員や生徒会長をするようになった。

私の周りには
常に優秀な友人たちがいて、

守るように
私を囲んでくれた。

ライバルではなく、
まるで守護神のようだった。

その感じは、
看護学校、看護婦の職場、

そして、
PTAから現在まで続いている。

でも、
遊んで!と言った勇気は

持つことなく
来た気がする。

え?そうなの?
はい、そうなの。

早い話が
できることしかしなかった。

自分のいうライバルに
向かうこともなく。

それが、
今年になり、

何かが変わり出した。
多分、きっかけは自宅の椅子が壊れたこと。

それこそなんのこっちゃ!
だが、

それから
色々なことが起こり、

その度に
自分というライバルと競争をした。

壁を打ち破る競争だ。

できないからしない。
恥ずかしいからしない。

という壁を壊す時
体が怖がって熱が出たり、

頭痛がしたり、
ベットから起き上がれなくなったり。

それでも、
以前の自分というライバルに挑戦していたら、

違う世界が開けてきた。

私はただ今64歳だ。

今頃、
自分と言うライバルに向かっているの?

と思うのか、
今からでもできるんだ!

と思うかは、
人それぞれだけど、

自分と言うライバルと
戦って良かった!

だから、
私より若い皆さま、

もう遅い。
なんてことはないのよ。

過去の自分と言うライバルと
競争しようよ!

むつみさんも
その戦いに参戦するから!ね!

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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