日刊せみなりーBLOG

夜の釧路を空から見たら!

更新日:2019/12/10

動画が、
時代の主流になったらしい。

なんのこっちゃ。
だが、

YouTubeに限らず、
市町村のホームページでさえ、

マチの動画を使って広報、
そう宣伝しているのだ。

先日は、
S町の制作途中の動画を

見せて貰った。
よく知っている町だと思っていたが、

え!こんなところがあるの!
綺麗!

え!キャンプ場、いいじゃん!
ウソー子どもも遊べる!

と、
ついつい興奮してしまった。

やっぱり、
考えているところは

町のホームページで
人を呼び込む戦略か。

当たり前に
動画はドローンで

撮っている。
見せて貰ったのは、

町からの受注だけど、
仕事だけでなく、

大好きなマチの素晴らしさを
みんなに伝えたいと

ドローン飛ばして
SNSに、

投稿し続けている友人もいる。
昨日見た動画は、

釧路のロータリーの
夜の映像だった。

何が驚いたって、
その美しさだ。

光の美しさは
大都会だけのものじゃあない。

と、
思った。

釧路のロータリーは
幣舞橋を越えたところにあり、

釧路に行けば、
必ずと行って良いほど、

通るところだが、
そこを夜に、

空の上から見ると
どうなるか!

まず、
街灯の数と車の数が

ちょうど良い。
多すぎたら、

ピカピカしすぎで
少なすぎたら真っ暗だけど、

まあるい
ロータリーの街灯の光の中を

車のライトが動く様が
哀愁を誘う。

緑の光が美しいのだ。
最初、

この場所が釧路だとは
気がつかなかった。

ロータリーを
上から見ると言う発想が

なかったから。
そして、

釧路だとわかった途端、
私の中の釧路のイメージは

変わった。
実際に、

ドローンに乗ることはないから、
自分の目で、

空から
釧路のロータリーを

見ることはないけれど、
イメージが頭に染み込み、

幣舞橋の夕日と相まって
釧路は最高に美しいマチだと

思った。

人間は
潜在意識の中にある思い込みで

色んなことを
判断していると読んだことがある。

たしかにそうかも知れない。

釧路は、
うちの夫であるハリマオウN社長の

故郷だ。
といっても、

夫が暮らしたのは
高校の一年半くらいだった。

義父が、
転勤で士別に長くいたから。

それでも、
両親がいると故郷になる。

仲が良い両親で
私も娘たちも大好きだった。

でも、
夏の涼しさは、

涼しさを超えて
寒いし、

冬はそれこそ、
裸で海に吊るされているような、

そんな感じさえする風が吹いた。
おまけに、

北大通は
シャッター街になっていた。

その寒い釧路のイメージが
美しい釧路のイメージに変わったのが、

そのロータリーの
動画だった。

これからのマチづくりには、
動画は外せない。

でも、
それ以上に、

誰も、
お金をくれるわけでもないのに、

釧路を
どうにか活性化したいと願う、

釧路を愛してやまない市民の力が
重要だと思った。

動画を作る人の熱意である。
愛に勝る戦術はなし。

次に釧路に行くときは
ロータリーを

回ってみようと思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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