日刊せみなりーBLOG

洞爺湖新景色?

更新日:2020/01/15

今日は函館日帰り。
一本気Oさんと一緒。

先週の金曜日も
一緒に函館だったので、

今日は静かな会話だ。
いつものごとく、

中山峠から
喜茂別、留寿都を抜けて、

洞爺の国道を走る。
昔は超抜け道があったけれど、

今は通行止めなので、
洞爺から豊浦を目指す。

雪が少ないとはいえ、
洞爺は真っ白な雪原だった。

もうすぐ、
とうやの道の駅だ。

と、思った頃、
ふと顔を左に向けたら、

なんと!
洞爺湖が見えた!

見てみて!
洞爺湖だ!びっくりした!

と、叫んだら、
一本気Oさんが、

私の声にびっくりして、
『ここは洞爺ですから』

と、
言ったけれど、

私の中では、
国道から洞爺湖はめっちゃ離れていて、

絶対見えないと
ズううと思っていたのだ。

だから、
なぜ、

洞爺湖から
こんなに離れたところに、

とうや道の駅を作ったのか、
いつも不思議だったのだ。

それにしてもおかしい。
道の駅にも寄ったことがあるし、

この辺りで
顔を左に向けたことも

いっぱいあったのに。
それとも洞爺湖が、

道に
近づいたのだろうか。

『それはあり得ませんね』
と、一本気Oさんが言った。

そうだよねえ。

私は子供の頃から
洞爺湖にはよく行っていた。

父がキャンプに
連れて行ってくれたのだ。

当時は、
うら洞爺と言っていた。

今の仕事になってからは、
仕事で何度か行った。

洞爺湖の周りの道は
道々だから、

道の拡幅の仕事だった。
なので、

私の中では、
洞爺湖の周りの道は道々で、

国道は湖からずっと離れて
見えないと思い込んでいたのだが。

よく見ると
道の駅には、

洞爺が見える展望台のような
小さな丘もあった。

『どうして今まで
気がつかなかったのかしら』

なんだか
狐につままれた気分だった。

ので、
一応気がつかなかった理由づけ、

を考えてみた。
一つは、

湖を、
囲むようにある原生林に阻まれて、

夏は国道からは見えなかった。
そして、

冬は、
雪の山で見えなかった。

それが今年は、
雪が少なくて見通しがよい。

ので、
原生林の樹々の葉っぱが落ちたら、

湖が丸見えになったのだ!
と、自分を納得させて、

一本気Oさんに話したが、
一本気Oさんは、

検定のことで、
頭がいっぱいのようだった。

まあ、
そうですね。

それにしても、
あれは本当に洞爺湖だったのだろうか。

やっぱり腑に落ちず、
お客様のところに貼ってあった、

北海道道路地図を
見てみたら、

国道から洞爺湖までは
結構距離がある。

そうでしょ
そうよ。

じゃあ
あれはなに?

とよくよく地図を見たが、
やっぱり洞爺湖しかない。

あれ、
もしかして、

洞爺湖は
馬鹿でかいの?

だから、
樹々が丸裸になったら、

すぐ近くに
見えたのかしら。

たしかに
地図上の洞爺湖は

結構な存在感だ。

そうか!
洞爺湖は馬鹿でかいのだ!

64歳にして気づいた洞爺湖の
大きさ。

雪の少ない今年でしか
見えないと思われる、

国道からの洞爺湖を
皆さま是非ご覧ください。

結構見ごたえが
ありますぞー

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

記事一覧