日刊せみなりーBLOG

親族旅行は

更新日:2020/01/21

雪まつりが近いせいだろうか。
中国系の観光客が、

ものすごーく
増えているようだ。

先週の土曜日、
小樽に行くJRに乗ったら、

2歳児くらいの男の子と、
若いママとパパ、

そして、
両方のおばあちゃんと

思しき中国のご家族と
一緒になった。

ママさんは、
最初、

義母と子どもと一緒に、
椅子に座っていたが、

日本のお年寄り?が乗り合わせると、
すぐに笑って席を譲っていた。

それは、
すっかり身についた行動だった。

で、
義母と子どもで座っていたのだが、

その義母さん、
まあおばあちゃんだが、

孫を舐めるように愛していた。
ママさんは、

これまた、
いつものごとく、

そのお姑さんに
孫を託していた。

その後、
先程席を譲られた日本人女性が

そのママさんに会釈をして
降りられ、

その後には、
ママさんの実母と思われる女性が

席に着いた。
小さな狭い席に

孫、お姑さん、実母、
が座ったのだが、

見るからに仲が良く、
ともに孫を愛しながら、

なんとも
和やかな関係が

見ていても
心地よかった。

私は、
JRを南小樽駅で降りたが、

その家族が小樽で
楽しい時間を過ごしてくれそうで、

なんだか
嬉しかった。

南小樽駅では、
また中国系の一段家族が

ワイワイガヤガヤ
楽しそうにしていた。

その風景は、
昨日の地下鉄の中でも

たくさん見受けられた。
どう見ても家族だから、

一族で北海道旅行を
してくれているのだろう。

なんだか、
昔を思い出した。

うちの父は、
一族を大事にする人で、

少し生活に余裕ができた頃、
一族で積み立てをして、

お盆休みは
大家族旅行をしていた。

それは結構長く続き、
私が結婚して長女が生まれる頃まで、

登別を筆頭に
近場の温泉に出かけていた気がする。

そんな習慣が、
私を一族旅行好きに

したのだろうか。
昨年のゴールデンウィークには、

母方の実家、
岡山の親族とワイワイガヤガヤ、

40名近くが集まる大宴会も
親族で行った。

夫は
そーいう時、

絶対嫌な顔をしないで、
みんなに付き合ってくれるから

助かるが、
そのお返しではないけれど、

義父母が健在の時は、
随分釧路に行って、

親戚のおばさんおじさんと
飲んだものだが、

これがまっこと
楽しかった。

近頃は
親戚づきあいを敬遠する人も

多いけれど、
人間の楽しい距離感は

どこらへんかを
学ぶいい機会だし、

人の温かさや
気遣いも学べる。

そりゃあ
気難しいおじさんやおばさん、

口が達者な人など
色々いるけれど、

それがまたいいのだ。
気がつくと、

自分がその
うるさいおばさんの年齢になっていた。

だから余計に思うのだろうか。
中国の方々のように、

親族郎等で集まるのは
楽しいと。

今日も多くの旅行客が
大通りを歩いている。

皆に幸あれである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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