日刊せみなりーBLOG

時代は変わっても

更新日:2020/02/04

夜になり、
現場組が帰ってきた。

おおお
久しぶりに、

健やかS君の
顔を見た。

今年、
2年目の健やかS君。

今年の4月になると、
退職金の積立も始まる。

うちの会社は、
中退協という団体に加盟し、

退職金を積み立てているが、
会社内の規定で、

丸2年経つと
退職金を積み立てることに

なっている。
中退協は3年未満だと、

積み立てたお金が
満額降りないので、

ながーく働いてね。
の気持ちを込めて積み立てる。

それにしても、
寒い中、現場、ご苦労様!

一緒に帰ってきたのは、
ねあかのT君と、

気遣いU君だ。
みんな、若い!

ふと、
健やかS君を見ながら、

自分の24歳の時を
思い出していた。

看護婦として働き出して2年目。
で、

結婚して子供が生まれた。
え!そんなに早かったけ?

と、一瞬、
勘定したけど、

たしかに、
母になった年だった。

いやあ
若い。

思えば23歳で結婚したが、
その時の婦長さんには、

『焦らなくていいんじゃない。
まだ、働き出して少しでしょ。

仕事も覚えてないのだから』
と、言われたが、

好きよ好きよ
どこまでも

だから、
そんな言葉は

耳に入らない。
今思えば、

たしかに
そうかもしれない。

仕事も覚え、
家庭も作り。。。。

だものね。
おまけに私は、

元気だけが取り柄と
言われていた新人だったから、

きっと
婦長さんは心配だったのだろう。

それでも、
人生は勢い!

の私は、
あっという間に結婚し、

そして、
母になった。

いやはや

でも、
私は子どもが生まれたことで、

命の大切さを
肌で感じ

看護に燃えるようになった。

当時も今と同じで
看護婦不足、

おまけに
育児休暇もなかったけれど、

若くて
やる気が出ると

怖いもの無し!
みたいな感じで、

走っていたと思う。
仕事は、

うーん
わからないことばかり。

でも、
なんだか

明るかった。
気がする。

向こう見ずといえば
向こう見ず。

走る先には
未来がある!

そんな感じでしょうか。

ただ、
家事はできなくて、

実家の両親に
世話になったが、

夫もうちの両親と
仲が良かった。

だから、
会社に入ることに

なったのだけれど。
まあそれはさておき、

24歳の私は、
長女にお乳を飲ませ、

夜泣きに付き合いながら、
仕事をし、

そして、
すぐに次の子どもが欲しくなり、

26歳で次女を生み、
28歳で三女を生み、

産休もそこそこで
働いていた。

仕事が楽しかったのだ。

でも、
それは私の道。

みんな、
それぞれ自分の道を

歩いている。
時代は、

思っている以上に
変わってきている。

けど、
あの時、楽しかったなあ!

と、
みんなが思える会社にしたいと

思う今日この頃だ。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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