ハリマオウN社長の東京会議が、
札幌でチャットですることに

なるらしい。
遠隔でのビデオ会議、

とでもいうのだろうか。
今時は、

国のトップ会議も
ご時世なので、

ビデオだったと
ニュースでやってたっけ。

色んな仕事が
対面でなくても

できるようになった。
うちの業界でいうと、

一番初めは
入札が紙入札から

ネット入札に変わったこと、
だろうか。

紙入札は指名が来ると、
閲覧をしに、

私だったら、
JRを使って、

車に乗れる人は
車で、

網走でも
稚内でも
釧路でも

行った。
日帰りだ。

で、
入札は前日入りで、

遅れることはご法度だから、
ホテルに泊まり、

寝坊をしないように
目覚まし時計を何個もかけて

寝たなあ。
入札開始1時間前には

入札室に入ったっけ。
中々の緊張時間だったけれど、

今は、
閲覧も入札も

自社内でするから、
めちゃくちゃ時間が

短くなったわけだ。
交通費も減った。

でも、
その分、

JRは多くの売り上げが減り、
ホテルの利用者も減った。

北海道は、
公共事業の依存度が高いというけれど、

この広さで
一つの県だから、

入札一つでも、
地方にお金が落ちていく。

旭川とか
函館とかなら、

あんまり関係ないかも
知れないけれど、

小さい町ほど、
色んなことの影響が大きい。

と、
思っていたら、

実は、
この時代の変化が

小さい町に有利なことが
あることを知った。

それは、
東京や札幌にいなくても

仕事ができるじゃん！
だ。

お陰で、
あちこちの町に

移住者が
増えてきているようだ。

ただし、
黙っていたら、

誰も増えない。

その町を
愛してやまない地元人間と、

これまた、
その町を大好きなよそ者が

仕掛けを作る。

この町の
良いところって何？

人が優しい。
かな。

すんごい！
それいいじゃん！

病院が整っていて、
黒字経営。

え？そうなの？
ここで病院が黒字で、

産婦人科も
小児科も充実？

すんごいじゃん。

え？何々？
あの有名な本屋さんがあるの？

文化が
生きてる町なんだね。

そー言えば、
ここの有機栽培ゆめぴりかも

美味しいよね。
JAも頑張ってるんだね。

なぜか
お菓子屋さんも多いしね。

なんだか
いい町じゃん。

さあ、
ここはどこでしょうか？

俺の町かな？
私のふるさと？

はい、
みんなの町です。

私はそう思う。
北海道全部がこの町だ。

ネット社会だからこそ、
人々の温もりを感じる町で

子育てをしたい。
暮らしたい。

そう思っている都会人が
私の町を待っている。

でもねえ。
何も言わなかったら

伝わらない。
さあ、

今こそ北海道！

うちの町の誇りって何だ？
うちの町の宝はなんだ？

考えるには、
ちょうど良い。

そんな気がする3月である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。