朝から
バタバタと仕事をしていたら、

志村けんさんが亡くなった。
と、

ハリマオウN社長が
教えてくれた。

トップニュースで
流れたらしい。

その後、
親分肌のO顧問と

小樽に向かったが、
話は自然に

コロナと志村けんさんの
コトになった。

『これはコロナが
国民の身近な問題として

感じるように
なりますね』

どんなことも
その人にとっての身近な人が、

語ったり、
伝えたりすると、

納得できたりする。
志村けんさんは、

自分の死をもって、
国民に『大変な病気なのですよ』

と、
教えてくれたような

気がする。

それにしても、
改めて志村けんさんの人気に

びっくりした。

私は
８時だよ全員集合！

を
あまり見たことがない。

いや、
知って入るし、

家でテレビは
付いていた気もする。

志村さんの年齢からすると、
多分テレビを見ていたのは、

子供たちだから、
私は共働きの家事に明け暮れて、

日曜日も
ゆっくりテレビ！では、

なかったのかな。
そしてもう一つの

見なかった理由は、
私の母親の子育ての仕方が

影響していたと
思われる。

それは、

『そんなくだらないものは
見るんじゃない』

だった。
この教えというか、

なんというか、
は、

私の価値観に
とても影響していて、

笑点はいいけど、
ドリフターズはダメ。

みたいな価値観だった。
わかります？

でも、
ハリマオウN社長コト夫は、

反対に
８時だよ全員集合！を見て、

ケラケラ笑う人で
家にいれば、子どもたちと、

よく見ては
笑っていたが、

三つ子の教え百までも
で、

私はおかしくも
なんともなかった。

可笑しくて笑う。
と言うセンスも

その人の育ち方や
価値観で随分と

違ってくるものだなあ。
とも思う。

寅さんの笑いは
センスというより、

人生経験に
寄るところが大きくて、

歳をとるほどに
その面白さ切なさがわかるから、

多分、
志村けんさんの面白さと

寅さんの笑いは、
ジャンルが違うのかも

知れないが。
とは言え、

笑いは、
自己免疫力をすんごく

高めるそうだ。
嘘でもいいから、

口角を上げて
微笑むだけでも、

体の中の免疫力が
グンと上がると聞いた。

だから、
特効薬がない病気の方々は、

笑うことを
進められる。

リュウマチなども
そうだけれど、

結構、
特効薬がない病気は

まだまだあって、
自己免疫力をどう高めるかが、

患者さんたちにとって、
一番大切なことなのだ。

看護婦時代に
特定疾患と呼ばれた病名は

今もそんなに
変わっていないようなので、

中々
人間は病気に勝てないのか、

それとも
病気と争っては

いけないのか。
と、

眉間に皺を寄せると
免疫力が下がるから

笑う門には福来る！

ね！志村さん！

ご冥福をお祈りします。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。