久しぶりに会社に行ったら、
親分肌のO顧問の髪の毛が

真っ黒になっていて
びっくりだ。

理容師さんの
言うとおりにしたら、

こんなになった！
と、言っていたけれど、

すんごく若返って
絶対良い！と言ったのに、

気に入らないご様子。
中々、見かけを変えるのは、

勇気がいる。
で、

笑った後は、
ハリマオウN社長と

経営コンサルのO先生と
次回の全体会議の

打ち合わせをした。
理念の共有も、

全体が一つになることも、
簡単ではない。

で、
次回の会議のテーマは、

【自分ごと】になった。
自分ごとをどうやって広げるか。

会社のことも
自分ごとに考えられるには

なにが必要か。
みたいな話になりそうだけど、

ふと
自分のことを振り返ると、

『あれ！私、
いつも自分ごとにすぐなっちゃう』

だから、
会社のことも仲間のことも

自分ごとにならないコトが
理解できないのだ。

どんなことも、
自分の頭の中と心の中に

あることしか、
感じられないからなあ。

まあ、
だから私は、

手相にも出るほどの
お節介なのだろう。

生まれた時から、
人ごとは自分ごと、

と、
感じるように、

なっているらしい。
これは、

良いようで
波紋も呼ぶ。

あなたは黙ってらっしゃい！
的に、

看護婦時代は
怒られた。

あなたは、
そんな意見を言う立場では

ないでしょ！
も、

言われたなあ。
もう、意味わかんない！

だって、
意見を言えと言われたから、

思っていることを
言ったんですよー

で、
引っ込む性格ではないから、

そして、
若くて言い方も

真っ直ぐすぎて、
気がついたら、

私の苦悩はあなたです！
と、

直属の上司に言われ、
ショックだったことを

思い出した。
思うに、

自分ごとだったけれど、
自分ができることって

限られていて、
上司がこう動けば、

よくなるはず！
みたいな解決策しか

浮かばなかったのだ。

上司から、
こー動いてくれない？

と、言われたら、
多分、動けた。

そして、
私がどう動いたら、

よくなると思いますか？
と、

上司に聞けば、
良かったのだ。

いやはや、
看護婦を辞めて、

30年近くたってから、
気がついた。

だから、
言えば良いのだ。

私から。
あのね、

こうやって、
みんなを支えてくれる？

それが言えるか
言えないかは、

自分が
その社員を信じているか

いないかだ。
なーんてことを

打ち合わせを終わって
考えた。

朝は晴れていたのに、
予報通りに雨が降ってきた。

現場は
どうしているかしら。

みんな
一生懸命働いてくれる。

畑には恵みの雨、
現場には、

コンニャローの雨、
全部良いようには

行かないようだ。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役　中野むつみでした。