日刊せみなりーBLOG

小樽に学ぶ

更新日:2020/09/27

まちづくりは
面白い。

何が面白いって、
人との交わりだ。

小樽のまちづくりのNPOに関わって、
気がつくと9年が経っていた。

何故札幌人が小樽なのか?
よくわからないけれど、

私だけでなく
多くの札幌人がこのNPOに

集まってくる。
多分、それは、

小樽そのものが持つ魅力なのだろうけれど、
その魅力の中に、

馬鹿みたいに熱くなって
小樽の歴史を語る小樽人も

入っている気がする。
今小樽市では、

旧寿原邸の一般公開と
イベントを土日祝日に行っているが、

26日は、
草茫々荒れ放題の

庭の剪定研修が
行われた。

昔、旧寿原邸が
本当に寿原邸だった時に

庭の剪定をされていた
造園業者さんが講師になり、

小樽、札幌から集まった方々に
指導されながらの実施研修だったが、

確実にボランティアの労働だった。
でも、

6人の造園業者さんたちも
研修生の皆さんも

本当に一生懸命、
強い使命感を持って

草取り、
剪定にあたってくださった。

恥ずかしながら私は、
着物姿で受付嬢、

本当に申し訳なかったけれど、
皆さんのおかげで

旧寿原邸は
見違えるようになり、

隠れていた灯籠も池も
形を現してくれた。
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感謝である。
庭が昔の輝きを取り戻すには

もう少し時間が必要だけれど、
自分の家の庭でもないのに、

藪蚊に刺されながらも
庭の手入れをされた皆さんの熱意は、

寿原邸の魂に届いた気がする。
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そして、
この旧寿原邸の台所横の休憩室には、

小樽市が
小学生の社会科に使っている

小樽の歴史の教科書が置いてある。
子どもにもわかりやすく書かれた本だ。

我が街の歴史に誇りを持つ小樽人が
作っている。

そして、
旧寿原邸の売店には

小樽の歴史のすごろくまで
売っている。
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我が街を
愛してやまない人が作ったすごろく。

マチづくりに
よそ者は必需品だけれど、

やっぱり、
一番の牽引力は

その街を
愛してやまない人たちだろう。

私は、
小樽に通い続けて9年が経つけれど、

小樽の魅力は色あせない。
それどころか、

引き付けられるばかりだ。

小樽の男たちは
偏屈だけれど、

小樽の女たちは、
その男たちを愛らしく感じるようだ。

私も
やっとその感じを掴めるように

なってきた。
それでも、

まだまだ、
小樽は異国のように感じるマチで、

訪れるたびに、
不思議の国のアリスに

なった気分である。

小樽のまちづくりに関わって
マチづくりは

市民と行政が
手を取り合って行うものだと

学ぶこともできた。

外国人の観光客がお休み中の今こそ、
北海道、日本のマチを歩き、

観光だけではなくて
マチづくりに手を貸したくなるような

不思議の国のアリスのマチづくりを
自ら目指すのはいかがだろうか。

コロナだったから
できたこと、

増やしていきたいと思う。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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