経営理念について

社長ブログを始めました。何故かというと、3月に当社の経営顧問の中小企業診断士から勧められて藤村正宏氏の「エクスペリエンス・マーケティング」の講演を聞いて、少子高齢化と人口減、インターネットの日常化の環境変化を捉え経営を革新するとの話しの中で、ホームページを更新することの重要性を感じたからです。また、「モノを売るな、体験を売れ」の話しから、当社の価値は何か、他社との違いは何か、気付かせる物語、エピソードが大事だと講演を受けたからです。当面は気張らずに週一ぐらいを目指して更新したいと思います。

以下は、会社のパンフレットの更新に使った文章です。補償コンサルタント業務の経営理念についてです。

「15年ほど前のことですが、ある閉山した炭坑町の商店街の道路の拡幅工事で店舗が軒並み取得予定線に掛かり、営業補償の調査を委託されました。そのときに、老夫婦が営業している小規模な食料品・雑貨小売業の営業補償調査を行いました。老夫婦は最後に、「長年住み慣れた町だけれど、今回の補償のお金が出たら、そのお金を持って内地の息子の所へ行く事になると思う。」と話してくれました。

　私たちの仕事は、財産上の特別の損失に対する補償調査であり、財産権を守る仕事です。それは、その人達の今後の生き方をも左右する仕事だと、改めて認識させられました。」

　その思いが、当社の経営理念の「全てにおいて誠実であり続け、国民の財産権を守るプライドのある仕事をする。」となっています。

また、ISO9001の当社の目的を、「国民の財産（権）、生活を守る仕事を通じて、顧客と社員の豊かな生活を実現し、社会に貢献する。」としています。