社長ブログ:時にふれてBLOG

できないことを認める

更新日:2022/02/07

先週は、妻のコロナ疑惑事件で、三日間出勤停止となり勉強会が出来ませんでした。今週は104ページ「できないことを認める」で、Kaさんに頼んでいましたが、出張が入ったため、私が読み合わせとコメントを発表しました。私のコメントは、

「劣等感と格闘するのではなく、劣等感を素直に受け止めるのです。これが心を軽くし、努力へのステップとなるのです。…できないことを素直に認めて、そこからやり直していくのです」と書かれています。

人はついつい劣等感に陥ってしまいます。しかしそこから浮上の芽はなかなか出て来ません。そんな時に自分の欠点を素直に認め、その克服に努力することで道が拓けて来るという考え方です。稲盛さんの言葉は、同じ経営者として、様々な経験を通じて書かれています。また、さらに人間として本当に素直な言葉で書かれていることが多いので、心に染み渡るように入って来ます。

「キャリアアップのための転職活動情報」を発信している「TEN WORK」というネツトで 、『「できない」を認めて仕事に向き合うことは「できる」へ変わるきっかけとなる』との投稿で次のように書かれていました。

「できないことを認めるために必要なことは自分を客観的に分析することでした。分析によって理解した『足りない部分(できないこと)』を認め、それを『克服する努力』によって変化が生まれます。変化とは【成果を上げられるようになる】という事です。

できないことを理解することは、成果を上げるために足りないものを補い続けるというサイクルを回すことにつながります。できないを認める分析によって、自分自身に足りないものが見えてきます。足りないものを補う努力によって成果を上げるという変化が起こります。」とあります。非常に難しい哲学の命題ですが、稲盛和夫さんは解りやすく書いていますね。

私の場合は、仏教の三毒から抜け出せないことです。三毒(さんどく)とは、仏教において克服すべきものとされる最も根本的な三つの煩悩、すなわち貪・瞋・癡(とん・じん・ち)を指し、煩悩を毒に例えたものです。

特に瞋 「怒り」と癡「愚痴」が出てきます。素直に認めて、これを克服する努力を痛切に感じています。全然人間が出来ていません」と話しました。

これに対して意見を求めると二人が応えてくれました。

Hoさん…自分自身の出来ないことを認める。これは白旗をあげると言うことではなく、出来ないことをやらないのではなく、克服することだと思いました。

Mgさん…補償は8部門があり、全て知っているとは言えない。起業者からの質問に検討して答えを返す。会社で検討すると返事をしています。この項目は難しい問題で、私は建築のことは詳しく知らない。また、どちらも正解という事もあり、日頃の勉強が必要と言うことですね。

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