社長ブログ:時にふれてBLOG

楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

更新日:2022/05/09

連休で少し空きましたが、今週は50回目128ページ「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」です。Miさんに読み合わせと感想をお願いしていました。

「私は悲観的に考えてしまうタイプです。新しいことに踏み出せなく、難しく考えてしまいます。相談役だったムツミさんが楽天的な人でしたので、うまく流れていたと思います。これからは楽天的な構想に行くように努力していきます」との感想でした。私のコメントは

「新製品開発、新技術開発など新しいことを進めて成功していくのは、まず構想を楽天的に描く人だろうと思います」、「計画の段階では、悲観的に構想を見つめ直す必要があります」、 「この悲観的な要素に対する対策を練った上で、今度は楽観的に行動に移るのです」と有ります。最後に、頭を切り換えるか、それぞれの段階で見合った人を配するとしています。ネツトの書き込みに次の2つがありました。

『実は、ソフトバンクの創業者の孫正義氏も同じような思考の持ち主である。彼は経営に関してこう述べている。

「最初は右脳を使って思う存分、成功のイメージをつかみますが、その次の段階では、そのイメージを実現するための具体策を左脳で翻訳していくんです。『この未来を実現するためにはどうすればいいか』と。そこからはもう、完全に論理の世界です」。

「右脳を使って思う存分、成功のイメージをつかみ」、というのは、稲盛氏の「楽観的に構想し」という点と同じであり、「そのイメージを実現するための具体策を左脳で翻訳していくんです」というのは「悲観的に計画し」に当てはまる』とアップしているのと、

『人には何事に対しても悲観的な人と楽観的な人がいます。 もちろん楽観的になる方が奨励されるわけですが、すべてに楽観的な人は行動力や適応力はあるのですが、計画性が乏しいという短所があります。なぜなら楽天的な人は、常に「何とかなるさ」という思考があるので、リスクを考える傾向が少ないのです。その逆に悲観的な人は、頭の中はリスクばかりといっても過言ではありません。これではとても行動できませんが、リスクについては敏感です。』の2つです。

稲盛和夫さんや孫正義さんらは頭をきりかえることが出来ますが、その才能の無い人の場合は、それぞれの段階で楽観的な人か悲観的な人を配すると言うことと理解しました。

これは何事にもそう言えるのかと疑問を持ちました。私は多分、悲観的な(いや数字に細かい慎重な)人です。私のかみさん(前出、Miさん感想の相談役)は超楽観的な人です。だから人生の辻褄が合うのかと、考え過ぎてしまいます。まだ結論を出すのは早いのか、人生100歳時代が来ようとしているからと、取り留めの無い話になりました。』と話しました。

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