社長ブログ:時にふれてBLOG

自己の可能性を限りなく追求する

更新日:2022/05/31

今週は53回目、134ページ「自己の可能性を限りなく追求する」です。Mgさんに読み合わせと感想をお願いしていました。その感想は、

『その通りと感じました。解らないところがあります。五行目からの「大きな革新」とは何のことだろうと思いました。また、最後から三行目の「自分の足下を見つめ」の「足下」と「足元」の違いを調べました。『「足下」は足の真下を指し、「足元」はより広範な空間を内包していると極端に解釈できます。』とあり、使い方が違うようです。タイトルについては、私は温泉にでも入っているとアイデアが出てくる。お金とか行動などを考えると出来ないことが多いです』と話してくれました。私のコメントは

「先見性は、外に求めても得られません。自分の技術、自分の経験など、自分の周辺にあらゆる可能性を追い求めていくのです。時代がどう変わろうと、自分の足下を見つめ、自己の持てる可能性を限りなく追及していくことが、革新に至る王道であろうと思っています」と述べています。

インターネツトで人間の脳とスーパーコンピュータとの比較の書き込みがありました。

イギリスの「The Telegraph(テレグラフ)」にある興味深い実験報告が載りました。それは人間の脳とスーパーコンピュータの処理能力を比較するシミュレーション実験でした。実験方法は、スーパーコンピュータ「京」を使用して、17.3億のニューロン(神経細胞)からなるネットワークの構築を試みるという方法で行われました。

その結果、人間の脳が1秒間に行う活動のわずか1パーセンントをシミュレートするのになんと40分もの時間を必要とすることが判明されました。なんとヒトの脳の処理スピードは「京」の240,000倍にもなります。 驚愕の結果ですよね。分散処理したとしてヒトと同等の処理スピードにするには、「京」が240,000台も必要になる換算です。それほどのパワーと能力が、私たちに内在しているのです。

」の後継は富岳(ふがく)ですが、202111月のTOP500等で4期連続の4冠を達成。「富岳」は「京」の最大100倍の性能を目指すことから、葛飾北斎の『富嶽百景』や太宰治の『富嶽百景』からの駄洒落(富岳100京)との説があり、人間の脳はその2,400倍の処理能力です。

自分の無限の能力を開花させるには、自分が無意識に決めているリミッター(「出来そうにない」「自分は頭が悪い」などという心の制御)を外すことです。しかし、潜在意識に刻まれたリミッターを意志力で外すのは、かなり難しいことです。 リミッターを外すことが出来るのは、唯一「信じる力」です。自分の無限の能力を無条件に信じること、思い込んでしまうことです。 超人的な能力を発揮できる人、大きな成功を収める人の共通点は「自分を信じる力」が強いということです。だからこそ自分を信じる「思い込み」こそがリミッターの解除キーなのです。「人間の能力は、努力し続けることによって無限に拡がる」、この言葉を教わり、くじけそうな時や落ち込んだとき 何度も勇気をもらいました。

この言葉と同じ意味で「能力を未来進行形でとらえる」という言葉もあります。今 出来ないことでも、この先きっと出来るようになる、素晴らしい未来に繋がっていく、そう信じています。また そういう希望を持ち続けることが大切だと思います』としました。

記事一覧