社長ブログ:時にふれてBLOG

目標を高く持つ

更新日:2023/01/30

今週は、80回目、196ページ「目標を高く持つ」です。ローテーションはOoさんの番です。読み合わせと感想をお願いしました。感想は次の通りです。

稲盛さんの言葉で、その通りと思います。当社は「日本一のコンサルタントに」との高い目標です。発注者から信頼される、関係者を説得できる、公平かつ正確なものを日常のなかでつくっていきます。国も道庁も市町村も成績評定があります。成果品については、用対連の基準があり、出典は用対に基づいてなされます。当社独自の単価等は、責任を持って対応しなければなりません。基礎的な部分は正確にです。私の経験ですが、農家の補償をしていて、畑ですから、車には必ず「車止め」をしていました。宅急便の業者は必ず車止めをしています。この「心遣い」が大事です。

との感想でした。私のコメントは、次の通りです

「企業経営を左右する要素には、見える部分と見えない部分があります。…見えない部分とは…社風、哲学、理念などを言います。」、「ナンバーワンの企業をめざすならば、(企業哲学、行動指針においても)超一流のものが求められるはずです」と書かれています。

当社の目標は、「北海道一の、そして日本一の補償コンサルタント」と大きな目標です。10年目標として『ダフルスリーワン(売上3億、社員30人、総売上経常利益率10%)を達成する。「社風(哲学、人間性)、技術力、人財、管理組織体制、管理会計システム、経営で道内トップを、さらに日本一をめざす」としています。そして「誠実に国民の福祉の増進に寄与する補償コンサルタントのプライドある仕事をする」と「社員の豊かな生活を実現し、ゆるぎない経営力をつけて社会に貢献する」という崇高(気高く偉大なこと)な経営理念があります。

稲盛和夫さんの著書『働き方』に、次の言葉があります。「ゴールが遠すぎる目標というのは、往々にして挫折で終わることが多い」「途中で反故になってしまうような計画なら、はじめから立てないほうがいい」。私はそう考えて、京セラの創業当初から、たった一年だけの経営計画を立てるよう心がけてきました。(p108)

目標だけは常に言っていました。ただし、言ってはいますが、そこに至るまでの道筋に脈絡がないわけです。ただ「今日一日、一生懸命に生きて一日が過ぎれば、明日は見えてくる・・・・・・」と言っているわけです。(p440)

「一歩一歩の積み重ね」と「高い目標を掲げなさい」というのは、一見矛盾しているようですが、そうではありません。矛盾しているように見えても、それを矛盾としては駄目なのです。あくまでも高い目標を立てながらも、一歩一歩、足元を見ながら堅実に歩くことが肝心なのです。

いつも高く掲げた目標ばかり見ていても駄目なのです。あまりにも遠い道のりを歩こうとすると飽きもするし、自分の力のなさを感じてしまって頓挫してしまいます。高く掲げた目標は潜在意識にしまっておいて、一日一日を着実に歩み続けると、とてつもない所まで歩いていけるものなのです。(p442)

この様に「働き方」という本の中で、「目標を高く持つ」ことの意義が書かれています。

 

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