『ラガ～～～マンMで～～す～～～～～。。。。』

ラガーマンM君は電話で何か人に頼み事をするときは、

必ず声をか弱くし、甘え風になる。

『助っ人Iさ～～～～～ん、来週なんですけど～～～～～』

新年度が始まったばかりだが、

嬉しいことに、建物調査の依頼が多く人手が不足気味・・

『一週間ず～～～～～と、調査出張できますか～～～～～？』

と、震え声を作って訴える・・・・・・。

来週からゴールデンウイークが始まるが。。。。。

『助っ人Iさんに、“わかり～～～、・・ちょっと考える時間を下さい”っていわれた。』

電話を切ると普通の声のラガーマンM君。

『そうだよな。一週間だからな・・・さて、どうする・・』と、横を向き、

『ビベロYちゃんは、２９日どうお？』

今度は声を震わせる代わりに、ウルトラマンみたいな目を見開き訴える。

『いいですよ～』

『さあ～打ち合わせの日程を決めるか。』

強い声で独り言・・・

『電話の声って色々変わるよね。

早起きO君はいつもはすんごく低いけど、

お客様と電話で話すときは、明るいトーンになるね。』

『それはそうじゃないですか？

電話でなくても、私もお客様と話すとき時は１トーン位声が高くなります。』

中々ハスキーで２１歳にしては落ち着いた低い声のビベロYちゃんだが、

現場では気を使って声を高くするらしい。

『声の高いビベロYちゃんを見てみたいわ』

短期助っ人Iさんが、素直な一言。

声の微妙なトーンで人に与える印象は変わる。

『むつみさんの声は電話でも普通でも変わりませんよ』

ふ～～～～ん、そういえば昔、電話では好印象を持ってくれた老男性に現場で会ったら

『なんだ、おっかさんか・・』と言われた事があったっけ・・

顔と声が・・合っていないのか～～？・・・・・