日刊せみなりーBLOG

またまた岡田邸・・

更新日:2010/05/19

旭川に行ってきた。

旧岡田邸のことは、何度かブログに書いているが、今度はFMアップルで話す。

書いて表現するのと、ラジオで言葉で表現するのは微妙に違う。

ラジオは瞬時に言葉が流れてしまうから、

聞いている人は頭に残っている言葉で想像するしかない。

さて、もう一度見学し直して自分の中で言葉のイメージを膨らませよう!

と、旭川にやって来たのだ。

今回は旧岡田邸の再生を中心的に担っている“たいむ あーと企画”の高橋さんに、

直接、ご案内を頂く事になっている。

『初めまして・・』から始まり・・・本当に初めてお目にかかったのだが、

多分40代の明るく率直で知的な女性の高橋さんは、

まるで旧知のように接してくださり、そして静かに熱く旧岡田邸について語ってくださった。

『岡田さんの奥様は本当にこの建物を大切に扱われていました。

どうしても、再生してくださる方に引継ぎたいという強い希望がありました。』

旧岡田邸は、北の誉の創設者が昭和8年に建てた豪邸。

当時の陸軍旭川駐屯地のお偉方、市長などがここで会合をし、また接待にも使い、

時には芸者を揚げたりもしたそうだ。

そして皇族が旭川に見えられた時の、定宿ともなっていたと言う。

普通の家なのにだ。

正面玄関は、特別のお客様のみが使用、家族は横玄関から出入りしていた。

(もっとも、その玄関も・・ご立派ですが・・)

『この照明も当時のままです。大切にしていた思いが伝わってきます。』

あひゃ~と言うくらい、かわいいガラスで出来ているブラケット!

(吊り下がりの照明器具だす)

昭和8年に造られているのに、ラジエターが全室に繋がるセントラルヒーティング!

『私はこの建物が、北海道に、旭川にあることに大きな意味があると思うのです。』

夏はカーン!と暑く、でも湿気がなくて、冷房なんて無用・・

冬はキーン!寒く、でも風がなくて雪が多い分、過ごしやすい・・

この昭和初期の豪邸から眺める冬の景色は、どれほど素敵かしら・・

『高橋さん、絶対BARは外せませんね』

『そうです。絶対BARは外せません。Nさんもお酒はお好き?』

『だ~い好き!ジンは苦手ですがそれ以外のカクテルは好きですね』

やややややや・・

初めてあった高橋さんなのに、初めてあった気がしなかったのは、このせいか?

これは、絶対再生を成功させて、ここで飲むぞ~カクテルを!

BAR大好きな、熟女のみなさ~ん、岡田邸に集合ですぞ~ま・ち・どお・し・い・・・・・

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