日刊せみなりーBLOG

伝説的紙裁きのAちゃんの場合・・

更新日:2010/07/02

『今日から超手早いAさんが助っ人に入ってくれるので心強いです。』

今、チェックマンA子さんは、一人で100冊を超える報告書の製本をしているのだが、

いい助っ人が都合よく見つけられないでいた・・・・・・

『むつみさん、おねえちゃんはどうでしょう?』

チェックマンA子さんが言った。

お姉ちゃんとは、チェックマンA子さんの姉ではない。

以前うちで働いていた、“伝説的紙裁き”の女性だ。現在は専業主婦・・

『Aちゃんは、どうしてそんなに紙裁きが早いの?』

『え~~~、そうですか~むつみさんが遅すぎるんじゃあないですか~』

Aちゃんは、手早い紙裁きとは裏腹に、だるそうに仕事をするところが面白い。

マイペースのB型だ~

ザックザックとコピーをし、指サックをはめた手は早送りテープのようにすばやく動く。

なのに、身体はゆったり動く・・・・・

『これはどうするの~ふう~~~~ん・・・』

とやる気を見せずに、なぜか仕事が終わっている。

(頑張る~~~~タイプの多い会社の中で、

そんなに頑張らなくても~の雰囲気は重要だ)

 

『PTAの役員決めの時、

私はあの沈黙の時間に耐えられなくなって、役員を引き受けてしまうタイプ』

と私が言えば、チェックマンA子さんは『私もです・・』

伝説的紙裁きのAちゃんは、『え~~~~~、私は耐えられる~~』

(え!そうなんだ~)

自分とは全くタイプの違うAちゃんは、感動的に面白い。

 

伝説的紙裁きのAちゃんは、もの凄く綺麗好き、家の中はいつもピカピカ・・

昔、うちに来て、『むつみさん、靴下ほろってもいいですか?』

汚い我が家のゴミが靴下に付いたと、一人ほろっていた。

『もし、私が急に死んじゃったら、病院になんて来なくていいから、

我が家に急いできて掃除をしてね。』

『了解!』

私と全くタイプの違うAちゃんとの約束だ~

友は、タイプの違う人が面白い。

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