日刊せみなりーBLOG
七色のパレット・・・
更新日:2010/09/06
今日は少し、“補償”の話を・・・・
『あの~ほしょうが違います。この補償です・・』
うちの会社の領収書を貰う時、一回で書いてもらう事はほぼ出来ない。
『あ~この保証?え!違うの?保障?』
『いえ、違います。補欠の補に人偏に一等賞の賞です。』
自分の漢字力の無さを棚に上げて、人様の事をうだうだ言えないが、
“おぎなう”に“つぐなう”と言って、“補償”と書ける人は稀である。
『道路は国民の財産、その為に退けて頂く建物等は個人の財産、そしてその為に支払われるお金は国民の財産である税金です。何処にも不利益があってはなりません。私達は憲法第29条に基づいて仕事をしているのです。』
これは、日頃からうちのディレクター中川絃穂が言っている言葉だ。
普通に暮らしている方々には、余りなじみの無い話だが、
うちの会社はこの“補償”から始まった。
『この木はじいさんが入植した時に植えたんだ・・・』
『この場所は原野から切り開いたんだ・・・どけと言われても・・』
補償に精神補償はないが、その工事により精神的に負担を感じている方々への、
“寄り添って耳を傾け、心から敬意を持って話をお聞きする”
その姿勢が、みなさんの協力を得られる事に繋がる。
『かわいい名刺ですね~』
私の名刺はうちの会社のマーク、七色のパレットが大きく描かれている。
このパレットは評判がいい。
『ありがとうございます。』 ニッコリ笑うが余り意味は言わない。
今、仕事は様々な建物の診断調査も多く、“補償”と言っても理解しにくいので・・
『土木はねぇ~芸術と同じ・・
国を本当に住みやすいように変える時は、美しくなければ・・』
『補償は七分野あるから、七色・・パレットの上で美しく!』
ディレクターの中川絃穂がデザインしたこのパレットは、仕事の分野が広がっても、
要だ。・・・・お客様の安全の為に誠実に確実に建物調査を行う。
『財産を守る・・お客様の思いに寄り添いながら・・』
これが、補償セミナリーの真髄です。