日刊せみなりーBLOG
コミュニケーション力・・
更新日:2010/11/11
遠軽に4泊5日で調査に行ってきた。
遠軽に滞在したのは2回目である。
前回は遠軽での調査時間は短くて、あまり街中はよく見なかった。
なにせ ラガーマンM君の初回痛風発作事件で、
厚生病院に駆け込み右往左往状態だったから。
今回は住宅街の家屋調査・・
『ラガーマンM君、痛風の薬を持った?』と確認し、みんなで出発・・
遠軽は回りを山に囲まれた素敵なところ。
林業が盛んだった時に植えられたカラマツがオレンジ色に紅葉し見事!
そんな景色の調査区域の住宅街を歩いていて気がついた。
(あれ?隣同士の境界はどこだろう?)
塀のない家がとても多いが、それは北海道ならよくあることなのだが・・
この地域は境界杭はあるのだが、庭が繋がっているように見えて、
(あれ?この木はどちらのお家の?)状態なのだ。
私は庭木の調査を担当しているから、これは困る。
『ホンワカH君、この木はどちらの?』
『わかりません。むつみさん聞いてみて下さい。』
夕暮れが早く、4時半には真っ暗だから技術者達は、
(むつみさんには構っていられない、自分のことは自分で!)オーラ全開~
あ・そう・・・ではと、持ち主に聞いてみた。
『この木は隣、植えてもいいですかと言われて・・』
ふ~~~ん、不思議だ・・・・
両隣がそんな状態で、全部が一つの庭に見える。
庭だけではない。
敷地に敷き砂利を敷き詰めている家は、どう見てもお隣と一体である。
『TさんとWさんは親戚じゃないの?』なんて思ったりした。
よくこれでトラブルが起きないものである。
あれ?もっとすごい!
お隣の物置の外壁を利用して、物置を作っている人。
Aさんの家の雪はどう見てもBさんの物置に落ちる。
Bさんの家の雪はどう見てもCさんの物置に落ちる。
これは凄いコミュニケーション力!
そうは思いませんか?
(お宅の雪がうちの敷地に落ちるぞ!)
(お宅の木の枯れ葉がうちに飛んでくる!枝がうちの敷地に入ったぞ!)
こんな事は、札幌では普通です。
なんかな~優しいの・・遠軽のみなさん・・
なんか、チョッと反省・・・むつみさんはキリキリしているかも・・・
夕暮れが早いからと毎朝8時前から調査を開始したが、
嫌な顔一つせず協力してくださったみなさん、ありがとうございました。
遠軽のみなさんの優しさを見習って、むつみさんも優しくなろう~ふふ