今日はラガーマンM君と二人で室蘭まで出張。

行きは助手席から、太平洋を眺めながら、

『お昼は室蘭に着いてからでいいですか？

500円で定食が食べられるところを発見したんですよ～』

『あら？どこ？いいわよ～』

とか・・・

『小樽の山林の調査、無事終わって良かった～

俺、足にきている。

今日の岩見沢の建物調査で二階に上がるとき、ホント足が上がらなかった。』

『ホント、みんなの頑張りのお陰で予想より早く終わったね。

急傾斜地だし、石ゴロゴロで滑るし・・・』

なんて、うんじゃらかんじゃら楽しくおしゃべり・・

ドライブを楽しみながら高速を走ったのでありました。

今回の出張、ラガーマンM君はむつみさんのフォロー役だ。

むつみさんは、秋に合格した業界資格を生かして業務の担当者になった。

お役所の皆さんと打合せをしたり、書類を納めたりする。

小さい会社の専務だから、会社内のコチョコチョ仕事から、

調査に行ったり入札をしたり仕事はい～ろ色だが、

担当者として外部の方々と折衝しながらの仕事は初めてだった。

納品は無事終了・・・

ホッとしたが、今回初担当者になってとても良かった事がある。

それは担当者が感じる様々なストレスが実感で分かったこと。

（調査の人員を揃えられるかしら）

（予定内で調査が終了するかしら？）

（調査漏れはないわよね）（打合せは問題なかったはず・・・）

（事故なく調査を終わらせなくては・・・）

（お客様の期待した成果品になったかしら・・）etc,

そして、無事納品が終わるとホッとする。

後ろに、ラガーマンM君が控えてくれている安心感もあった。

（まずは、良かった、次はもっと良い担当者になろう・・）

と、心は次の小樽の調査だ。

室蘭からの帰りの高速、苫小牧を過ぎたあたらりで助手席から山の方を見たら、

山から裾野に向かって大きな白い斜面がふたっつ見えた。

『ねえ～スキー場がもう真っ白だよ、あれはどこのスキー場かしら～？』

『むつみさん・・・・あれは、雲ですよ・・』

『ええ？』

変だ・・・絶対スキー場に見えた・・まるでニセコのアンヌプリとヒラフのようだった。

（確かに、この高速からニセコは見えない・・・・）

担当者一年目は、かなり可笑しな５５歳・・

ラガーマンM君、大変でしょうがフォーローよろしくお願いしますよ、

人間は幾つになっても、成長するはずですから・・