このブログを書き始めて1年10ヶ月弱が経つ。

きっかけは、中小企業家同友会の集まりで、

『自社のHPを上位に上げるのに一番効果的なのはブログで毎日UPすること』と教えて貰ったから・・

何でもやってみる！ことにかけては自信満々のむつみさんは、自分の文才なんてお構いなしに書くことにした。

どうせと言ったらなんだけど、

（誰も読まないかもしれないブログなら、社内の力になるようなブログにしよう、自分の力になるブログにしよう）

と、社内風景ブログにした。

社員には『ブログに載る事に拒否権はありませ～ん』と言っているが・・

ある時、お客様の所から帰ってきたらラガーマンM君が言った。

『むつみさん、ブログ読まれていますよ～ヤバイッス、“足、引きずっている人がラガーマンMさんかい？”って言われた～俺がラガーマンMだってばればれですって～』

東京から帰ってきたメタボ諦めH常務が言った。

『むつみさんの悪口ブログ、仙台のOさんも楽しみに読んでるって言ってた、やばい～』

嬉しいものだ・・・ひひひひひ・・

『うちの会社にプライバシーはないのか！』

なんてラガーマンM君達はいっているが、

うちの会社の面白く素敵な人間味溢れる社員達をブログに登場させるのは私の快感だ。

でも、むつみさんは時々間違った表現をすることがある。

『むつみさん、アッピールでなくてアピールだよ』とか、『ビベロでなくてリベロだよ』とか、

社員達はチェックもしてくれる。

そして、まれに読者からのチェックも入る。

前回書いた団塊世代の社員の模様を読んだY子さんからメールが来た。

『団塊世代は昭和２２～２４年生まれを指します。モゴモゴN社長達は入りませ～ん。堺屋太一なみに言っても26年までだよ～ん』

あ・そうか・・

昭和27年生まれのモゴモゴN社長や明るく優しいIさんのコミュニケーション能力は団塊世代とは関係ないのか～

きっと、地域のコミュニティーが壊れていない時代、団塊の世代を兄や姉に持ち、原っぱなんかで一緒に遊んでもらっていたから、普通に身に付いたものだったのかしら・・

なんて、ふと、自分の子ども時代を思い出した。

官舎が並び、その中の1軒に住んでいた。子どもは、うじゃうじゃいていつも団子になって遊んでいたが、人見知りの激しいむつみさんは“遊んで～”と言えず、いつも7歳上の姉に“遊んでって言って～”と頼んでいたっけ・・・

姉はまさに団塊世代だった。

その姉は今、自分の人生を自分らしく生きている。

今もきっと、自分の影に隠れるようにして“遊んで～て言って～”と、

姉のスカートを引っ張っていた7歳年下の妹が気になり、

そして、父の創った会社や社員達のことが気になっているのだろう。

何も言わないが、必ず、ブログを読んでいてくれる。

その姉はY子さん、うちの会社の前社長である。