日刊せみなりーBLOG
向き不向き・・
更新日:2010/11/26
簡単・単純なのに重要な仕事の一つに“差し替え”がある。
うちの会社の技術は報告書と言う形でお客様の所に届けられるが、
変更などがあった場合その一部を後で差し替える事がある。
『これが代わるから、これとこれも代わる』
一箇所の変更が何枚もの書類を差し替えることになる。
一箇所の変更はチョッと見には、同じ書類に見えるから、中々神経を使う。
特に補償関係は書類が何百枚にもなっているから、使う神経も半端じゃない。
差し替えたい書類を先に外し、床に捨てる・・むつみさんは・・
そうしないと、途中で誰かに話しかけられたりしたら、
(右手の書類が新しいのか?左手の書類が新しいのか?)
全く、分からなくなるから・・・・
『私はバッテンをつけてから外す』と言う人・・
『俺も色々やっているんだけど、それでも間違う・・』
これは誰でしょう・・△△君だ・・(チョッと名前は出せない・・)
『チェックマンA子さん、役所から報告書を借りてくるから社内で差し替えをしてくれる?』
△△君はこの差し替えが大の苦手だ。
『いいですよ~やりますから明日持って帰って来て下さい』
チェックマンA子さんは、この差し替えが得意だ。
『別に得意ではありません。』
(そうですね、そうですね)
でも、間違えないのだ。これは重要・・・
今回は差し替え枚数が多いから、
社内でチェックマンA子さんにやってもらうが最善!と思われる。
他人にはたやすい事が自分には難しいことがある。
昔、看護婦時代、主任をしていた事があった。
なぜだか、その病院では主任が物品の在庫管理をしていた。
点滴や吸引や様々な消耗品が病棟にあり、いざ!と言う時無かったら困るし、
あり過ぎは不経済だ。
むつみさんはこの在庫点検、整理、発注の仕事が異常に苦手だった。
『主任さん、まだやっているんですか?』
『そうなの、なんか片付かないし・・おかしいな~どこまでやっていたっけ・・』
『私がその続きをしますから、すいませんが患者さんのお話を聞いてください・・』
『あら、悪いわね・・ごめんね、ありがとう・・』
随分スタッフに助けて貰った。
不得意な事に不毛な時間を使うより、得意な事で時間を有効に使う方が組織として大きな力を発揮できると言う。
確かに不得意な事で失敗する姿は情けなく見えるけど、得意な事をしている人はやっぱり頼りがいがある。
みんなが素敵になる早道はみんなが得意なことをする!
こんな勉強会に出た事があるが・・・・・はて・・
むつみさんの得意はなんだろう・・話すことだけか・・・・う~~ん・・困った・・