日刊せみなりーBLOG

等高線・・

更新日:2010/12/02

中学校で理科の教師をしている娘に聞かれた。

『お母さん、天気図を理解する時 何が一番ネックになった?』

『理解する時 何がネックになったって?未だに理解していない・・

なぜ地球に線が入っている・・』

むつみさんは一貫して、生物以外の理科は意味不明であったが、

その中でも天気図は意味不明の筆頭だ~

まあ、明日が雨か、寒いか暑いかが天気予報で分かればいい、

どうせそれも、外れるんだから・・・

 

『山の調査に先日行きましたが、山の調査も家の調査も基本は一緒なのだなと思いました。

家も事前に図面でこんな家ではと想像して行き、

山も先に図面の等高線でどんな斜面の山か想像して行く。

だいたい思った通りの山でした。』

綺麗好きN君は先日初めて補償チームの山の調査に参加し、

急斜面2メートル笹の中から、地面に埋め込んである杭捜しに力を発揮した。

ふう~ん、むつみさんも事前に図面を確認し、何度も眺めてから行ったが、全く想像していた山ではなかった。

第一、山に線なんか引いていない。

等高線も天気図の等圧線も三次元を二次元にし、そして三次元を想像しろと言う。

むつみさんには無理だ。

等高線を見て、こりゃあ 大変そうだ~と想像は出来るが斜面のありようはわからない。

因みに厚真町の山は、谷と山を反対に見ていた。

どうも むつみさんは平面から立体を想像する力に欠けるようだ。

でも、綺麗好きN君のような“想像出来る人”がいるから、会社としては心配なし。

『山に行ってから思ったんですが、建物調査で使う鉄筋探査機をもって行けば良かった。

杭の位置を3メートル四方までは特定出来るのですが、その後が大変でした。』

杭の頭には釘が刺してあるのだ、

確かに鉄筋探査機があればかなりの時間短縮だったろう。なあるほどね~

『それと、むつみさん、僕は37歳になりました』

あひ・・ブログに適当な年齢を書いたのがばれた・・ははは・・

会社には等高線を読める人、等圧線を読める人、鉄筋探査機を使える人、笹の中から杭を探せる人、色んな人がいる。

私は何も出来ない適当人間だが、

そんな几帳面な技術者達と一緒にいられる役得がある。

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