朝会が終わってすぐ、『あ！やばい！締切り今日だ！』

『早や打ちＫちゃん、俺の証明写真一枚出して～』

『はい！』

『早や打ちＫちゃん、これを急いで出して～』

『はい！』

早や打ちＫちゃんは今年一年目の女性社員だが、頼まれ事をされた時の返事がいい。

『良かったね、はい！と言ってくれるスタッフがいて・・

私だったら、早くいいなよ！ぎりぎりに言わない！とか一言多くなるから・・』

とむつみさんは皮肉を言ったが、誰も聞こえないふりだ。

その話が聞こえたのか、偶然か・・

メタボ諦めＨ常務が言った。

『日本のおばさんは海外でも有名らしいよ～二つに分かれるんだって、

女性を捨てている人とそうでない人と・・』

・・・・・・・

おまけに、言った。

『うちには女性を超えて神様になっちゃった人もいるから・・ははは』

ははは・・じゃあない・・誰だ？その女性は・・・？

とは言うものの・・・・

確かに、おばさん、そしておじさんには二手があるように思う。

おじさんだって、おいくつになっても魅力的な方は一杯いる。

うちの旭川支店長シャイなＯ常務、明るく優しいＩさん、理論派いなせなＳさんもそうだ。

おやじ臭くない！とうちの若い女性達も太鼓判！

なぜだ？と歩きながら考えていたら・・ひらめいた。

『女性がおばさんになるか、女性でいられるかの境目は夫だ。』

日本の男性は結婚した途端、妻は女性ではなくなる人が多い。

夫から女性と思われなかったら、女性さが失われていくのは当然だ。

独身女性の方が女性らしい熟女は多い。

犯人は夫だ！

と言う事はオヤジを作っているのも妻と言う事か・・・

ふ～～～～ん、

うちの既婚男性は、妻に感謝しなくてはいけませんね。

さて、モゴモゴＮ社長はいかがなものか・・

恐ろしくて・・答えは聞けない・・・

なにせ・・妻はおばさんを超えて神らしいから・・