日刊せみなりーBLOG
年の瀬恒例・・・
更新日:2010/12/29
『ビベロYちゃん、今年一番印象に残った現場は?』
一年の終わりの恒例質問だ。
『江差・・・・です。初めて担当者になった大きな現場、
ミニトマト食べ放題の現場です!』
そうだった、そうだった。
やや大きい現場で補償の理論も自分で書いた。
納品時には、営業で回っていたモゴモゴN社長、旭川支店長シャイなO常務も同席し、
冷や汗をかきながら、説明をしたんだったね。
指導していたラガーマンM君が、お客様に『新人です、ご指導宜しくお願いします』と断わり、自分は口を挟まずにいたそうだ。
お客様も出来たもの、『わかりました』と、ポイントを詰めて質問をしてくれたそうな。
ビベロYちゃんは頬を紅潮させ、無事納品は終了・・・
お客様にも育てられている社員たちだ。
『むつみさんはもちろん、厚幌ダムの山の木の調査ですよね、
だってあんな熊の出るところに一人で1時間近くいたんですから・・』
『よくいましたね~』と、超短期助っ人Yさん。
よくいたも、何も・・・
急斜面を登る事も降りることもままならないのだから、仕方が無い。
毎日、熊の糞に出会い、薄暗い山道を地図らしい地図もなく歩き・・みんなよく頑張った。
お陰で、ラガーマンM君から、
『来年から山の木の調査にむつみさんは来なくて良いです。
熊の出るところで動けないと言われても困るし・・』
と、嬉しい“外れ認定”を頂いた。
新人は、一歩一歩前進し出来る事が増えていき、
55歳は口だけが益々達者になる今日この頃だ。