『毎回雪の話で恐縮ですが・・先週くらいから雪が降らなくてホッとしています』

朝会で、短期助っ人Ｉさんの話し。

短期助っ人Ｉさんは札幌の手稲区に住んでいる。
札幌でも雪の多い地域だ。

冬になると、遅刻が増える。

『もう！何時に出てくれば間に合うの？今日は６時半に家を出たんですよ～』
は、石狩から通っているチェックマンＡ子さん。

『どうしてもエンジンが掛からなくて・・暫く調子が良かったのに・・』
は、中央区に住むラガーマンＭ君・・
寒いとエンジンが掛かりにくいは北海道！だ。

『車を止めて、地下鉄まで家族に送ってもらっています』
は、北区の北はずれに住む綺麗好きＮ君・・

なにせ、会社が札幌南区の外れにあるから、圧倒的な職員が遠い。
街中を越えてくる職員は、
えええええええ！！！！！！の朝だ。

冬道は思い通りに時間がならない・・・
『余裕を持ってでる！』も、どこまで・・余裕？だ。

先日、朝８時３４分のＪＲで室蘭に行く事になった。
お客様とのお約束があるから、時間は必守だ。

（地下鉄が絶対安心！7:05分のバスに乗って・・真駒内から地下鉄・・余裕だわ）
（目覚ましは、５：５０分、６：００分、念のために７：００分にもかけて・・・）
携帯目覚ましは5分毎にしつこく鳴るから、安心だ。

次の朝、東京出張に行く予定の夫に起こされた。
『おい！お前、今日どこかに行くと行っていなかったか？』
『うん、室蘭・・え？今、何時？』
『７：２５分だぞ～』

ひええええええええええええええええええええええええ！！！！！！！！

我が家から、札幌駅までは地下鉄とバスで1時間・・夏場の話だ。
タクシーなら、30分・・夏場の話だ・・

おまけに、ぎっくら腰の直後で走れない。

洗顔もそこそこに、化粧をしタクシーに乗り込んだ。

『8:34分のＪＲに乗りたいんですけど・・』
後はタクシーの運転手さんに任せるしかなく・・・
運転手さんとの会話も上の空・・目は時計から離れない・・

８：２５分札幌駅着・・
切符売り場の機械がお札を認知してくれなくて、やっと切符を買ったのは8:32分・・
どうにか、間に合いました。

会社の近くに家があり、『間に合わないぞ～』の経験は久しぶり・・
職員達の日々のストレスを追体験した。

え？私達のは寝坊ではないって？
そうね・・
それにしても・・・どうして携帯は鳴らなかったのか・・・不思議だ・・。