日刊せみなりーBLOG

大家族・・・

更新日:2011/02/07

2月3日の豆まきの日、

当日のお昼までは“今日は豆まき~”と覚えていたのに・・

遅く帰宅し、夕飯の準備をしていたら、愛知県に住む孫から、
『豆まきしたよ~』と、電話があり・・・思い出した・・
・・豆は買っていなかった。

次の朝の朝会で、その話をしたら、
『うちは豆まきしましたけど、遅かったし踏んだら困るから部屋の隅にコソット置きました』
は、早や打ちKちゃん。

『私はしなかったけど、うちでも随分前から父親一人でしていましたよ~』
は、一人暮らしのビベロYちゃん。

家族で暮らしているうちでも、
子どもが大きくなると豆まきは縮小傾向のようだ。

私の実家は元々神社だったせえもあり、昔から豆まきは大切な行事だった。
おじいちゃんや父が豆をまき、叔母たち、姉や私がお菓子も混ざった豆を拾い、
年の数だけ大豆を食べる。

私が結婚した後も実家の近くに住んでいたから、
豆まきの時は私の祖母がうちの子供たちに自分のエプロンをつけ、
それを広げながら豆の取りっこをする。

要領のいい長女は沢山拾い、気の弱い次女はいつも拾えず、
夫が次女のエプロンにわざと入れてあげると、長女と三女が騒ぐ。

それを見て、私の祖母、両親は笑い・・豆まきは終わる。

うちの娘達は高校生になっても、喜んで豆まきをしていたように思うが、
いつの間にか、一人減り、二人減り・・大人だけになって・・実家の豆まきはなくなった。

あんなに豆まきを楽しんでいた父が『もういい』と言った時は、
不思議だったが 今は分かるような気もする。

大家族は、疲れることも多いが楽しい事も多い。

『時間が遅くて、おばあちゃん達は寝ていたので、
起こさないように、明日踏まないように、
おばあちゃんちのテーブルに豆を積んだのに妹がまいちゃって・・
もう意味ないじゃんって・・騒いだんです。』

三世代で暮らす早や打ちKちゃんの豆まきが目に映るようで・・
少し、羨ましかった。

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