メタボ諦めH常務には、息子が二人いる。

今年、次男が高校を卒業した。

中々やんちゃな男の子だった。

会社のキャンプ・・彼はまだ・・２～３歳。
浮き輪に乗って・・海にプカプカ・・

その回りでモゴモゴN社長とラガーマンM君がもぐりっこをしていた。
『見ていてくださいよ～Hを～』

みんなの焼肉の用意をしていたメタボ諦めH常務が叫んだ。
『お～！大丈夫だ～』

モゴモゴN社長が珍しく大きな声で答えた直後・・
メタボ諦めH常務が・・突然走り出した。

モゴモゴN社長、ラガーマンM君が潜った瞬間・・
H君は浮き輪ごと流されていたのだ。

今でこそ、メタボなメタボ諦めH常務だがその頃はスリムで若かった。
親だね～もの凄いスピードで走り、海に飛び込み浮き輪を掴んだ。

H君は一言『面白かった～』・・
モゴモゴN社長『いや～すまん、ちょっと目を離した隙だった・・』

『もう～！』
肩で息をしながら・・メタボ諦めH常務・・

そんなやんちゃなH君も会社のスキーでは、
○○君の美人の彼女の手を握ったきり離さない。

『へ～子どもでも美人は好きなんだね～』
みんなをビックリさせていた。

そんなH君の高校の卒業式はどんなんだったのかな？
子どもの成長と共に、おなかが成長してきたメタボ諦めH常務・・

泣いたかな？
卒業式・・・覗いて見たかった・・。