『Ｒの誕生プレゼントはお子様お料理セットだったので、
昨日はお付き合いして一緒にクッキーを作ったんですよ～疲れました～』

文章マシーンＡ子さんの愛娘Ｒちゃんは今年6歳、
お母さんとクッキーを作って楽しかっただろうな～

文章マシーンＡ子さんは、いろんなお仕事をしているが、

『金曜日はＨに営業なので資料の準備、よろしく！』
なんて、メタボ脱出Ｈ常務に急に言われても、

あわてる事もなく、『はい、はい』とお仕事・・
なので・・残業や休日出勤で、

愛娘Ｒちゃんは寂しい事も多いと思うのだが・・

お料理セットでお母さんを独り占めは、
超満足だったに違いない。

『ところで、お料理セットって、どんなの？』

『ボールとか色々入っていますが、包丁もあるんですよ～
3歳位から遊べるものも・・包丁は切れるけど切れすぎないようになっていて・・』

なるほど～

Ｒちゃんはチョッとお母さん気分・・だね。

『でも、ほんと、疲れましたよ～
Ｒが作ったクッキーだから食べて~ってうるさいし・・』

『いえいえ、それもいつか懐かしくなる日が来ますから・・』
なんて、言ったけど・・

私も昔、同じ事を言われた気がする・・

『むっちゃん、今にこの大変さが懐かしくなる時期が来るよ～』
と、大先輩の看護婦さんに言われたっけ・・

『そうですか～来るのかな、そんな日・・早く来て欲しい～』
それから、あっという間に　二十数年がたち、

気が付くと、他所の子どもに　自分の孫を重ねて見、
ついつい微笑む毎日だ。

二十数年前と　違わない事と言うと、
毎日、『さあ～お仕事よ～』

そういえば、思い出した。

若かりし頃、（早く子どもの事を気にしないで、仕事をしたい）
が、願いだったことを。

人間はないものねだりか～
今は、仕事に全力投球出来るのに・・・

自宅のトイレに飾ってある　娘達の子どもの頃の写真に・・
エネルギーを貰っている今日この頃だ。