日刊せみなりーBLOG

仙台物語付属編・・

更新日:2011/06/02

この世の中には神がいる・・

と、実感する事がある。

仙台の被災状況調査の打ち合わせは、
メタボ脱出H常務と二人で行ったのだが・・

『なに!ホテルがツイン一部屋しか取れなかった?!』
の話は28日のブログに書いたが・・・

あ~~~~仕方ない・・・と二人で飛行場に向かったのは、
28日午後3時・・・

札幌は曇天・・小雨が降り始めておりました。

『仙台はどんな感じかしら』
など、部屋のことにはふれず・・・

ふと、搭乗口の掲示板を見上げたら
“天候によっては仙台空港より千歳に引き返す事もあります。”

『千歳に帰ってくることなんてあるのかな?』
『大丈夫でしょ、そんな天気じゃないし』

と二人で話し・・ぼそぼそ飛行機に乗り込んだのでありました。

仙台行きの飛行機の中は満席・・

明らかに、どなたかの安否を気遣って仙台に行かれると思われる、
リュックにスニーカー姿の老夫婦・・・

『戻るのだけはイヤダな』
札幌への出張帰りのサラリーマン二人・・

気の所為か・・
機内は少し暗い雰囲気でありました。

約一時間のフライト、『まもなく仙台空港到着でございます』
の、アナウンスが流れ、窓から外を見ると・・

外は濃霧・・(赤ランプが見えた!)
と思ったら、なぜか飛行機は急上昇・・

『霧のため着陸が出来ませんでした。
再度試みます。』

てへ・・・大丈夫?

結局二度目も失敗し・・

『この飛行機は千歳空港に戻ります。』

はあ?

『どうしても今日しか日程が組めないから東京経由新幹線で行きましょう』

今時は携帯から格安ホテルが予約できる。

『ねえ、シングル二つとれた?』
千歳空港で一杯飲みながら、メタボ脱出H常務をせかせ、

『取れました・・』

東京のホテルに入ったのは午前0時過ぎ、
朝一の新幹線だったから睡眠時間は超少なかったけど・・

どう考えても、二人でツインに泊まるより熟睡できた。

霧の神様・・・ありがとう~

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