『そりゃあ子どもは女の子がいいな～、
可愛いし、大きくなってからも楽しいでしょ』

子どもは女の子がいいか、男の子がいいか、
どっちでもいいが、

ついつい社内の話題に上る。

時は、父の日付近、

『去年は父の名前が入ったお酒をプレゼントしたけど、
今年はどうしよう、

去年インパクトがありすぎて今年はネタがないです』
は、ビベロＹちゃん。

『父の日なんていいんです。』
は、ラガーマンＭ君・・

あら？
ラガーマンＭ君は、父の日のプレゼントはあげた事ないの？

きっと、奥様Ｋちゃんが贈っていますよ～

娘や嫁は、
『今年は何をプレゼントしよう～』

だが、息子はほとんどプレゼントをしない。

だから、子どもは娘の方がいい！
では、ないが・・息子は味気ないのだ。

父親も待っているわけでもないが、
密かに・・・待っている。

昔、室蘭の看護学校に通っていた時、

あ！今日は父の日だ！
しまった、忘れていた！・・事があった。

三十数年前だから、宅急便なんてない。
札幌に住んでいる父にどうやってプレゼントをしよう・・・

あ・そうだ・・・心を贈ろう・・・
急いで郵便局に行き、電報を打った。

詳しい内容は忘れたが、
父への感謝と愛情を私の言葉で書いたように思う。

それは結構な字数になって、
プレゼント！らしい金額になった。

当時、既に電報は余り使われなくなっていたが・・

翌日、母から電話があった。

『電報なんて、ビックリしたらむつみからで・・
お父さん、すごく喜んでいたよ～』

成功！だ。

だが、あまり、インパクトのあるプレゼントはしない方がいい。
何をあげても・・今一のような気がするからと、それ以来思っていたが、

親になって、どんなものでもプレゼントをくれる心が嬉しいのだ、
と実感。

息子のみなさん、どうぞ、父に感謝を！
一日くらい遅れても・・大丈夫！よ～