日刊せみなりーBLOG
コミュニケーション力の養い方?・・
更新日:2011/07/19
9連荘現場出張の、
福島町に参加しなかったむつみさん、
行かなかった現場は気に係り・・
『ねえ~どうだった?』
『いや~いい人たちばかりで・・・』
ホンワカH君が嬉しそうに言った。
補償チームの建物調査は、
物件所有者のご理解が必須。
『どら、みんな集めてやっから・・って、
皆さんを集めてくださって・・』
『ただ、浜言葉で意味が中々わからない、
ははははは』
とてもいい関係が作れたようだ。良かったね!
『でもさ~東旭川も福島町も、
みなさんコミュニケーション能力高いと思わない?
地方に行くほど高いのかな?
コミュニケーション能力・・』
『訓練されるのではないですかね~』
三石町出身のホンワカH君が言った。
『訓練ね~』
『だって、ご近所さんとコミュニケーションを取れないと、
生きていけませんから、地方では・・』
なんて話をしながら後半戦、
足寄町標茶町と回ったのだが・・
『標茶町では何処に泊まるんですか?』
『テレーノ気仙っていうホテル旅館、温泉だよ~』
そのホテルは町の住宅街の外れにあり、
“入浴券12回5000円”の町民ご用達の温泉・・
【日帰り入浴朝5:30から8:00、夕・・から9:00まで】
ええええ!!!!
朝、5:30から!誰が入りにくるんじゃい?!
と、ビックリしたが・・
まあ~いいか・・・・
夕食後、お風呂に行くと、
余り広くはない温泉は町内の皆さんでいっぱいだ。
知っている人も知らない人も、
みんな『こんばんわ』
泣いて我を張る2歳児を、
知らないお姉ちゃんがシャボン玉を作ってあやしている。
さっきまでの泣き声は、
明るくはじけるような笑い声に変わった。
その子どものお母さんも、
『良かったね~』身体を洗いながら・・嬉しそう・・
誰も場所取りをせず、
さっさと洗い終わったら入浴道具を片付け、
洗面器と椅子を洗って所定の位置に戻す。
すると、次ぎの人が自然にまた使い始める。
ふ~ん・・いい感じ・・・
翌朝、宿泊場所が温泉の現場の特権、
朝風呂に6時に入りに行くと・・
『おはようございます』
知らない方々に声をかけられた。
すでに、地元の方々でいっぱいだった。
子どもも若いお母さんも・・おばさんもおばあさんも・・
『おはようございます』
みんなに挨拶、みんなにニコニコ・・
やっぱり・・ホンワカH君の言った、
『訓練されている』はあたっているのかも・・
そして・・規則正しい生活と自然・・
だって・・・普通に生活している働き盛りの方々も、
朝5時30分から・・温泉!
ここは標茶町・・・酪農の町でした。