現場連荘の4日目,
現場から一人会社に戻っていた私に、

明るく優しいIさんが言った。

『むつみさん、この頃顔が丸くなったね～』

・・・・・・・うれしくない・・・・

『明るく優しいIさん～
どうせなら若くなったね！って言ってください～』

『そうなの？ははははは』

明るく優しいIさんは、59歳になる。
どんな事を言っても、角が立たない不思議な人だ。

角は立たないが、弁解はしたい。
（これは疲れて浮腫んでいるんです。）

翌日再び現場に合流した足寄現場の次の朝、
（あれ？目が開かない）

鏡の中の私の目は・・魚の目のようだった。

ホテルの食堂に一足早くモゴモゴN社長がいた。
『おはようございます。』

『ひっどい顔だな・・』
まあ・・せめて明るく優しいIさんみたいに言えないものか・・

現場に着いたらビベロYちゃんが言った。
『ホンワカHさんの顔、凄く浮腫んでいますよ～』

そうかしら・・いつもと同じく大きな顔だと思うけど・・
とは言わず・・

『ホンと！私も浮腫んでひどいのよ～』
と返したら・・

『飲みすぎに食べすぎです！』
ははあ～そうきたか・・・

ビベロYちゃんは全く浮腫む事は無い様子・・
うらやましい・・・・・

『やっぱり、ホンワカHさん、顔浮腫んでいる！』
そおお？いつもと同じに大きなお顔・・・とは言わず・・

うなずいた。

9連荘現場出張最終日、
ビベロYちゃんは釧路の実家に泊まり、

ラガーマンM君と私をホテルまで迎えに来た。

『今朝起きたら、凄く顔が腫れていて・・・』
ついに、ビベロYちゃんにも・・・

『夕べ、家で焼肉を食べすぎたんじゃあないの？』
ラガーマンM君のデリカシーなしの返事・・・・

長い現場で疲れが溜まったんでしょう・・
9日間、家の外やら内部やら・・

あっちを調査、こっちを調査・・

東旭川は30℃、福島町は30℃＋昆布乾燥機の熱気・・
足寄は３３℃・・そして、標茶・釧路は１７℃・・

身体の水はけも悪くなります。

ご苦労さまでした。

今・・浮腫みもとれた可愛い顔で・・

ビベロYちゃん内業奮闘中！