日刊せみなりーBLOG
終の棲家は・・・
更新日:2011/08/03
リフォームを考える女性たちの会、
第12回目のセミナーが開かれた。
今回のテーマは、
『終の棲家のリフォーム』についてだ。
あえて・・・
“介護リフォーム”や“バリアフリーリフォーム”
とは言わなかった。
設計事務所コンフィーの伊藤さん、
クローバーの矢板橋さん、と私で始めたセミナーは・・
普通のセミナーと微妙に違う。
セミナーのテーマを決めるときは,三人でフリートークだ。
『どうして、老後のイメージは車椅子なの?』
『どうして、身体のどちらが側が不自由になるか分からないのに、
先にリフォームを考えるの?』
『将来、自分が夫の介護をするのか、
夫が自分の介護をするのか分からない・・』
『中年になって考える終の棲家のリフォームって、
バリアフリーじゃあないんじゃない・・』
なんて、話しになり・・・『老後の生き方だよね』
と、深くなる。
コンフィーの伊藤さんが、
老後の生き方を考えた事例を発表・・
むつみさんが、
社会資源を活用した介護の考え方を話す。
そして、一番大切なのは、
今、不自由な家の場所が歳をとってから、使いやすくなる事はない!
老後を快適に過ごせる家つくりで欠かせないのは、
【明るく】【暖かく】【安全】だ。
まずは、自分の今後の生き方を考えよう!
トイレの手すりは便座から25センチ上につける・・・
とかを聞きにいらした方には申し訳なかったが・・
それは、その時にその状態に合わせて考えた方が、
ベスト!なのだ。
最後に矢板橋さんから、
80歳で素敵にリフォームし、気持ちが元気になったと言う方の事例が話された。
リフォームは、前向きな行為だ。
私達も80歳になってもセミナーをしていたい。
その時はどんなテーマを選ぶのだろうか・・
楽しみだ。