一番大切な事は忘れるのに、
枝葉はしっかり覚えている事が多い。

マッシュネットの工藤社長が、
多分、“表現”について書かれた本を紹介してくれたと思うのだが・・。

『この中で面白い事が書いてありました。
黒ペンさん、黄色ペンさん、赤ペンさんの話。

原稿を書く人は黒ペンさん、
ここチョッと変じゃない？と言う人が黄色ペンさん、

あそこダメここ直してとダメだしする人が赤ペンさん、

黒ペンさんは、黄色ペンさんや赤ペンさんを、
評論家と言って嫌う傾向がありますが、

みんな大切な役割です。

黒ペンさんだけではいいものは出来てこないし、
黄色ペンさんや赤ペンさんだけでは始まらない。』

因みにマッシュネットの工藤社長は黒ペンさんだと言う。
『着想はいいんだけど・・後は社員がいいものにしてくれます』

そうなんだ・・・
工藤社長は素直で細やかだけど大らかな女性。

黒ペンさんに必要な
“人の意見に耳を傾ける”事が出来る人だ。

黄色ぺんさんや赤ペンさんには、
“酌む”力が必要だろう・・

きっと、マッシュネットの社員さんは、
工藤社長の思いが分かるのですね。

ふと、わが身を振り返る。

黒ペンさんになったときは、
（せっかく・・書いたのに・・）と口が尖り・・

黄色ペンさんになったときは、
（もうちょっと分かりやすく出来ないのかしら・・）と、ため息・・

赤ペンさんのときは、
（ちょおーと！なにこれ～）とコテンパン・・

ははははは・・・
反省・・・・

これではいいものは出来ませんね~

それにしても、
工藤社長が進めてくれたあの本・・

なんの本だっけ・・・・？